「基幹システム」統合見送り
2026年03月31日
九州フィナンシャルグループ
肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)を傘下に持つ九州フィナンシャルグループ(FG)は3月30日、両行の基幹系システムの統合を見送ると発表した。九州FGは2015年に両行の経営統合で発足。銀行業務の中心を担う基幹系システムの統合は長年の懸案だった。地銀再編を見据え、現システムを維持しながら柔軟性を確保するとしている。
基幹系システムは、預金や融資、為替など銀行の主要業務を担う「勘定系」を含む。肥後銀は日立製作所、鹿児島銀はBIPROGY(ビプロジー)の基幹系を採用。統合には100億円近いコストがかかるとの結果が出たことも影響した。今後は基幹系システムに依存しない顧客管理や融資などのソフトウエアの開発を進め、再編に備える。


