バイオ燃料「製造研究センター」

田中良二・薩摩川内市長(左)、永山在紀・南国殖産取締役特別顧問(中央)、北村貴志・鹿児島県商工労働水産部 部長

 総合商社の南国殖産(鹿児島市)は10月2日、鹿児島県薩摩川内市にバイオディーゼル燃料の製造研究センターを建設することで同市と立地協定を結んだ。非可食植物「ジャトロファ」を原料とするHVO(水素化処理植物油)の研究開発や、事業化に向けた実証実験を行う。2028年4月に操業開始予定。
 同社は17年にバイオマス推進事業部を立ち上げ、バイオ燃料の開発に取り組んでいる。同センターでは、フィリピンの農園で栽培しているジャトロファを原料に用いる。ジャトロファは種子に約3割の油分を含んでおり、バイオ燃料として期待されている。量産化に向け、35年ごろに栽培面積を10万ヘクタールに拡大し、年間30〜40万トンの種子の収穫を目指す。