「データセンター」事業に参入
2025年10月30日
JR九州
JR九州(福岡市)は10月29日、データセンター事業に参入すると発表した。データセンターは生成AI(人工知能)やクラウドサービスの普及に伴い需要が拡大しており、テナント企業にサーバーを設置する区画を貸し出す。子会社のJR九州電気システム(同市)が事業を手掛ける。
福岡県久留米市にデータセンターを建設する。平屋で面積は約180平方メートル。総受電容量は1メガワットで、免震構造と耐荷重が大きいのが特徴という。11月に着工し、2027年4月に運用開始の予定。九州新幹線のレール沿いに整備した光ファイバーとの接続による高品質な通信サービスも提供する。投資額は非公表。企画・開発は東大発のスタートアップ、みちびき(東京)が担う。


