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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年10月号
〈物流車輌〉FC・EV次世代トラックの「本格普及」は道半ば
次世代燃料として注目されている水素燃料電池(FC)や電気自動車(EV)を搭載した商用トラックの導入が相次いでいるが、課題も残されているようだ。FCトラックについては、今年7月から相次いで福岡県内でも本格的に走り始めた。日本で初めて冷凍車を走らせたことで知られる福岡運輸(福岡市)と博運社(福岡市)がそれぞれ1台ずつ導入し、主に福岡都市圏を中心に食料品や日用雑貨の配送に活用している。西日本では初めての取り…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年10月号
〈沖縄交通〉3両編成お目見えも鍵握る「輸送力の向上」
戦後初の軌道系公共交通機関として稼働した「ゆいレール」が開業20周年を迎えた8月10日、3両編成車両の運行が開始された。乗車定員は2両編成よりも86人多い251人で、朝夕の混雑時に運行されている。現在、3両編成車両は2編成だが、今年度中には3両編成の新造車両が加わり計4編成となることが決まっている。さらに、2両編成車両に「中間車両」を連結して3両化したタイプが5編成導入される予定で、最終的には合計9編成となる。 …
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2023年10月号
【九州地域戦略会議発足20周年トップ対談】倉富 純男 九州経済連合会 会長 × 蒲島 郁夫 九州地方知事会 会長
2003年10月に、「九州はひとつ」を活動の理念に掲げて、独自の発展戦略の研究や具体的施策の推進を図る官民連携の組織「九州地域戦略会議」が始動した。構成メンバーは、九州地方知事会の9県知事と九州経済連合会など経済4団体のトップ。これまでに実施された会議は43回を数え、複数の具体的な成果も上がっている。戦略会議が果たしてきた役割とは、今後、進むべき方向性とは─。4月に就任した九州地方知事会の蒲島郁夫会長(熊…
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本誌記事 春夏秋冬
2023年10月号
「巨(おお)きなフツーの人」野見山暁治(ぎょうじ)さん
永六輔さんが中村八大さんと組んで、全国を演奏旅行していたときのこと。ある会場で八大さんは驚いた。素晴らしいホールで、そこに置いてあるピアノがオーストリア製の世界でも最高級のピアノだったからで、「えーっ、この町にこんなピアノがあるの!」と感激。当然、リハーサルにも熱がこもった。 そのとき、永さんは会館職員の人から呼ばれ、「八大さんは芸大ですよね」と聞かれた。「いえ、八大さん、早稲田ですよ。私は早…
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
地域活力を創出する空の玄関
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【新石垣空港/宮古空港/下地島空港】島の活性化に向け三者三様で存在感/宮古島市にある二つの空港は「すみ分け」で機能を拡充
全国の離島空港で、年間利用者数が最も多いのが新石垣空港、2番目に多いのが宮古空港だ。二つの空港は、国内外の航空需要の増大と機材の大型化に対応するため、空港機能の拡充に着々と取り組んでいる。また、宮古島市にはもう一つ下地島空港があり、機能のすみ分けによって相乗効果が生まれる仕組みづくりを進めている。 国際線ターミナルビルが 昨年4月供用開始「新石垣」 石垣島の東部にある新石垣空港は、2013年3月に開…
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【鹿児島空港】国際路線拡充で野心的な目標掲げる/乗降客数と東京便の取扱貨物量では「九州2位」と高い実績
鹿児島空港は昨年4月、鹿児島市内の鴨池地区から現在の霧島市溝辺町に移転開港して50周年を迎えた。その後、滑走路の延伸やターミナルビルの拡張などで増大する航空需要に対応し、現在は乗降客数全国9位(九州2位)を誇る。ここ数年はコロナ禍で低迷を余儀なくされたが、県は改めて国際路線の拡充など総合力の強化を掲げている。 移転開港50周年で存在感 「鹿児島国体・大会」連携を 鹿児島空港は昨年4月の移転開港50周年を…
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【熊本空港】新ターミナルビルは復興のシンボル/TSMC進出の追い風で台湾路線に「ビジネスユース」を期待
今年3月23日に新ターミナルビルが開業した熊本空港(愛称・阿蘇くまもと空港)。2016年の熊本地震で大きな被害を受けたが、県が掲げる創造的復興のシンボルに位置付けられ、空港運営(管制除く)の民営化を経て、現在に至っている。「熊本国際空港」の山川秀明社長は「世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイを目指す」と言う。 新ターミナル約1・4倍に拡張 新設備で手続きスムーズに お盆休みを故郷で過ごした…
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【那覇空港】機能の拡充で世界の架け橋を目指す/地元経済界では「世界最高水準」の空港建設への議論高まる
島しょ県の沖縄は人の往来の大半を空路が担うため、那覇空港が果たす役割は大きい。九州・沖縄では、コロナ禍前、2019年度の旅客数が福岡空港に次いで多く、国内でも6位(国内客4位、外国客7位)だった。空港機能を拡充する多様な事業が実施されてきたほか、地元経済界を中心に世界最高水準の空港を目指す議論も交わされている。 国内客コロナ禍前に回復 国際線定期便徐々に再開 今年6月以降、沖縄県への入域観光客は、国内…
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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【大分空港】ホーバー復活で空港アクセスを改善/米ヴァージン・オービット破綻も「宇宙港計画」は継続
大分空港は、利用者増加と利便性向上を目指し、長年の懸案であった大分市内からの空港アクセス改善を目的に、ホーバークラフトの復活を進めている。また、さらなる空港利用者の増加を図るため、運休中の沖縄線に加え、台湾線など新たな定期路線の拡充に向けて関係機関への働きかけを行っている。 4年ぶりに韓国路線が再開 沖縄と台湾便復活に期待大 今年6月、韓国の格安航空会社(LCC)チェジュ航空が大分空港(大分県国東…