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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
高橋孝治の中国法表層深層(6)
反スパイ法講評(7月31日セミナー講義録) 2023年7月31日に、高橋孝治を講師に、オンラインセミナー「中国法の基礎理論と最近の時事問題についてのセミナー」が開催されました(主催:大明法律事務所)。このセミナーでは、本連載第1回(2023年5月号掲載)~第5回(23年9月号掲載)の内容に加え、以下の内容が講義されました。 日本の複数のメディアなどが、中国で改正反スパイ法(反間諜法)が23年7月1日から施行され、日本…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
KAIL/山口フィナンシャルグループ社長CEO 椋梨敬介氏(6期)/山口フィナンシャルグループ・山本 泰輔氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 グラフ
2023年10月号
Kyushu PHOTOGRAPH「鹿屋市鳴之尾牧場と高隈山(鹿児島県鹿屋市有武町)」
大隅半島の最高峰である高隈山系は、多くの高峰が連なり、県立自然公園に指定されている。隔離された状態で生息する動植物は遺伝的な保存をする上で貴重な地域。鳴之尾(めいのお)牧場は鹿屋市の高隈山麓西側の標高約500メートルにある乳牛のホルスタン種120頭が放牧されている市営の牧場。広々とした起伏に富んだ中にスイスを連想させる赤い尖り屋根が牧歌的な雰囲気を醸し出す。映画「おいしい結婚」のロケが行われ、全国の…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年10月号
トップの横顔/九州木材工業 角 博 社長
「ラグビーは私の人生そのもの」 2019年にアジアで初めて開催された「ラグビーワールドカップ2019日本大会」は、日本代表チームの活躍もあり、ラグビー熱が高まったことは記憶に新しいものです。これはラグビー経験者としても非常に喜ばしい光景でした。 私は30年以上にわたり、母校である福岡県立筑紫丘高校(福岡市)のラグビー部OB会会長兼コーチとして、後進の指導にあたっています。週末は福岡県八女市の自宅から、車で…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年10月号
SPIRITS/セールスアカデミー・宮脇 伸二 社長
新入社員研修で福証プロ市場第1号上場を目指す ■新入社員研修に特化した事業展開は、研修業界でも珍しいと聞いています。 企業の社員向けにさまざまな研修を行う企業は数多くありますが、その多くはいわば百貨店型で、私たちのように新入社員を対象に研修を行っているのは確かに珍しい存在かもしれません。対象を絞っている分、深く踏み込んだ研修を行っており、その意味では単なるセミナー屋ではなく、人材を育成する会社だ…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2023年10月号
Kホールディングス・社長 倉橋 髙治氏「大都市圏・海外から九州に投資マネー呼び込み、魅力ある開発で街の景色を変えていきたい」/収益物件の企画・開発で存在感放つ
土地活用・賃貸経営の大東建託で福岡南支店長や鹿児島支店長などを務めた後、K.ホールディングス(福岡市)を立ち上げ、そこから10年余りで地場屈指のデベロッパーにまで成長させた倉橋社長。その原動力は、不動産投資家を増やし街の景色を変えたいという強い思いだ。 国内外のファンドなどから 複数のオファー舞い込む 収益不動産の企画・開発、賃貸などを主事業とする地場の総合デベロッパーの中でもキラリと光る存在感を…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2023年10月号
【Radar/企業】米菓一筋に生きた森田長吉氏 夢描いた「集客施設」が完成
福岡県直方市に7月、ホームセンターの「カインズ」や食品スーパーの「フードウェイ」などが入る複合商業施設「もちだんご村モール」が開業した。敷地面積は約7万平方メートルで、9月には県内初出店となる「ワークマンプラス2」など4店舗がオープン。開発元は大手デベロッパーなどではなく、地元で米菓を製造・販売する「もち吉」(同市)で、前社長で創業者の故・森田長吉氏が、人口減少が進む市のにぎわいを取り戻そうと構想に…
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本誌記事 エリアリポート
2023年10月号
【鹿児島】天文館活性化へアーケード整備/電車通りまたぐ「回遊性向上」へセンテラス前にも
鹿児島市の山形屋前に全国でも珍しい市電の軌道をまたぐジョイントアーケードが2021年完成したのに続き、「センテラス天文館」前でも同様のアーケード整備が25年1月完成を目指す。雨や降灰でも傘なしで回遊できる街づくりに向けて15年ほど前に打ち出された両アーケード構想。多極分散が進む鹿児島市の商業地図にあって、天文館復権への期待がかかる。 10年余り前からの構想 金生町で21年1月完成 天文館地区の商店街でつくる…
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本誌記事 エリアリポート
2023年10月号
【佐賀】4年制大新設などの動き活発化/若者の「約8割が県外流出」に歯止めはかかるか
県内大学進学者のうち、約8割が県外に進学している佐賀県で、今年に入って大学新設の動きが活発化している。県は、28年度までに県立大創設の準備を進め、旭学園(佐賀市)は26年春までの4年制大新設を目指すとしている。さらには、西九州大(佐賀県神埼市)は来春にデジタルを軸とした新学環の創設を発表するなど、これまでにないほど大学をめぐる動きが活発化している。 28年度に県立大開設へ 今秋に「たたき台」発表 佐賀…
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本誌記事 エリアリポート
2023年10月号
【宮崎】山間地の生活文化を次代へ継承/神楽、棚田、畜産などの「複合経営」が世界農業遺産に
宮崎県の山間地にある高千穂郷・椎葉山地域は、伝統的な生活様式や人々の暮らしを国内外にアピールしようと努めている。同地域の特徴は、一見すると農林畜産業に不利と思われる山間地をうまく利用した「山間地農林業複合システム」。世界食糧農業機関(FAO)から「世界農業遺産」に認定されたほか、今年4月に県内で開催されたG7農相会合で海外プレスに紹介された。 ほぼ森林の険しい地形 農業を組み合わせ生活 「山間地農林…