財界九州ONLINE本誌記事、財九NEWS、本誌関連イベント等を対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈本坊酒造〉
ISCで「プロデューサー・ オブ・ザイヤー」と最高賞 本格芋焼酎「あらわざ桜島」で知られる本坊酒造(鹿児島市、本坊和人社長)が、その“世界品質”に高い評価を受けた。「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2023」で、焼酎メーカーの中から1社だけに贈られる「焼酎プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞=写真。22年に続く2度目の栄冠となった。 銘柄では「屋久島 大自然林 麦」が、最優秀金賞と焼酎部…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈奄美大島にしかわ酒造〉
全国へ広がる黒糖焼酎 「島のナポレオン」が先導 奄美大島(鹿児島県)を中心とする奄美群島は、古来よりサトウキビの産地で、これを原料とする黒糖の製造で栄えた。こうした風土に根差し、奄美群島に限って「黒糖焼酎」の製造が認可されており、現在、島々に20カ所以上の蔵元が点在している。 黒糖焼酎は「日本のラム酒」とも呼ばれる。ラム酒もサトウキビが原料で、甘い香りやほろ苦い風味が特徴。黒糖焼酎も、サトウキビ…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈大海酒造〉
「海」テーマに風味豊かで 奥行きのある一杯を提供 「さつま大海」や「さつまの海」、「海」「くじらのボトル」など、海をテーマにした芋焼酎を製造販売する大海酒造(鹿児島県鹿屋市、河野直正社長)。厳選された素材と美味しい水から生み出される商品は、いずれも豊かな風味と奥行きのある味わいが好評だ。今年1月には、新商品「冬の華(はな)」が加わった。佐藤社長は「ろ過を最小限にすることでうま味が濃縮され、口に含…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈薩摩酒造〉
改めて薦めたい「お湯割り」の魅力や効能 体に優しい現代人に適した飲み方で乾杯 「別撰(べっせん)MUGEN白波」を新発売 ブレント技術でお湯割りに特化 1970年代後半の第1次焼酎ブームは、薩摩酒造(鹿児島県枕崎市、本坊愛一郎社長)の本格芋焼酎「さつま白波」によってもたらされた。芋焼酎はそれまで、鹿児島など南九州で愛飲される地酒だったが、同社は福岡など清酒圏だった北部九州に、そのおいしい飲み方として“ロクヨ…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
自由な楽しみ方や飲み方が広がる
今や本格焼酎は、かつての“九州の地酒”のイメージにとどまらないブランディングで、ステータスを高めている。品質の向上とともに味わいが洗練され、世界的な酒類競技大会で最高レベルの評価を受ける銘柄も少なからず出ている。低アルコール化の広がりや、芋焼酎の原料サツマイモの基腐(もとぐされ)病などの課題はあるが、新たな品種の開発などによる対策が進む。メーカー各社の巧みなマーケティングは健在で、市場では、自由…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
産地トピックス〈壱岐焼酎/薩摩焼酎/球磨焼酎〉
焼酎イベントが各地で復活 海外プロモーションも本格化 〈壱岐焼酎〉7月恒例乾杯イベント 「壱岐焼酎の日」をPR 毎年7月1日に壱岐焼酎で乾杯するイベント「壱岐焼酎で乾杯」が、昨年も開催された。主催は蔵元や酒販店でつくる壱岐焼酎委員会。 壱岐焼酎は、1995年7月1日に、世界貿易機関(WTO)から、球磨焼酎、琉球泡盛とともに、「地理的表示」の産地指定を受けた。2005年には産地指定10周年を記念し、壱岐焼酎の消費拡大…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈神楽酒造〉
新パッケージでファン増 長期貯蔵酒も人気が拡大 「優れた焼酎をお客さまにお届けする事(こと)」を社是として1954年、宮崎県高千穂町で創業した神楽酒造(佐藤基永社長)。豊かな自然の中で育まれた厳選素材と清冽(せいれつ)な水から生み出された本格焼酎は、日本全国の愛飲家から広く親しまれている。2022年7月には、主力商品「ひむかのくろうま」のパッケージを37年ぶりに一新。佐藤社長は「お客さまの目に止まりやすく…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈大口酒造〉
恵まれた自然環境を 活(い)かして生まれる一杯 鹿児島県北部に位置する伊佐市。この地が日本の焼酎発祥の地ではないかと言われているのは、市内にある郡山八幡神社に「焼酎」と書かれた日本最古の資料が残されているからだ。その伊佐市に存在した11の蔵元が合併して誕生した大口酒造(向原英作社長)では、豊かな自然や寒冷な気候、清らかな水など、恵まれた自然環境を活かした独自の味わいが造り出されている。 同社を代…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
業界トピック
米・カリフォルニアの州法が改正 Shochu(焼酎)の販売が容易に 「米国への輸出に弾みがつく」「長年、この実現を望んでいた」そんな声が焼酎業界で広がっている。米・カリフォルニア州ではこれまで、ワインやビールの販売免許だけでは、飲食店での焼酎の提供が認められなかったが、昨年、州法が改正され、一定条件のもとで提供できるようになった。 同州には、アルコール飲料の製造や販売に係るライセンスは80種類以上ある…
-
本誌記事 特集・本格焼酎
2024年02月号
〈玄海酒造〉
「麦焼酎発祥の地」の名門 世界に通用する焼酎作り 「麦焼酎発祥の地」といわれる長崎県壱岐市で1900(明治33)年に創業し、120年を超えた玄海酒造は、強固な営業基盤を背景に、コンパクトな家飲み用商品を新たに投入し、需要拡大に努めるとともに、看板商品として大きく成長した「壱岐スーパーゴールド」と主力商品「むぎ焼酎壱岐」の販売強化を図っている。 むぎ焼酎「壱岐」は、創業時は「瀧泉」という銘柄で、これは創業…