富裕層向け「分譲マンション」

「グラウンディ大濠」完成イメージ

 九州電力(福岡市)と九電不動産(同市)は11月12日、高級マンションの新ブランド「GROUNDI(グラウンディ)」を立ち上げると発表した。グループの最上位ブランドと位置付けており、富裕層らの需要を取り込む。新ブランドのコンセプトは「土地を尊ぶ」。周辺の自然や風土を重視した建築空間を売りにする。福岡市中央区大濠で2028年に第1号物件が完成予定。今後、3年に1棟のペースで開発を進める方針。
 グラウンディ大濠は9階建てで、2LDK〜4LDKの全10戸。1戸当たりの専有面積は80平方メートル超を予定。6階は1フロア1戸で200平方メートル超、7〜9階が1戸で250平方メートル超となる見通し。デザインは世界的なインテリアデザイナー片山正通氏が担当。大濠公園や福岡城の石垣などから着想を得たデザインにするという。販売価格は未定だが、1億円を超える見込みという。

テラスのイメージ