「アサヒビール工場敷地」取得へ
2026年02月12日
JR九州など
JR九州(福岡市)などは2月10日、2029年に佐賀県鳥栖市へ移転するアサヒビール博多工場(同市博多区)について、アサヒビール(東京)と敷地取得に向けた売買契約を締結したと発表した。同年12月の引き渡しを予定している。契約は4日付で、取得額は非公表。博多工場はJR竹下駅近くで利便性が高く、今後の動向が注目される。
JR九州と日鉄興和不動産(東京)、JA三井リース九州(福岡市)の3社で共同購入する。博多工場の敷地面積は12万6200平方メートル。近くでは22年に大型商業施設「ららぽーと福岡」が開業。周辺ではマンション建設も相次ぎ、人口増加が続いている。
博多工場は1921(大正10)年に操業開始。アサヒビールは生産能力の増強を目的に鳥栖市への移転を決めた。工場跡地を巡っては、福岡市が敷地の一部を小中学校用地として確保するようアサヒ側に要望していた。児童・生徒の増加に伴い、工場近くの学校では31学級以上の「過大規模校」の状態が続いている。


