熊本県が「パートナー企業」公募
2025年07月22日
「くまもとサイエンスパーク」構想
熊本県は7月17日、半導体関連企業や研究機関などが集積する「くまもとサイエンスパーク」構想で、中核を担う「イノベーション創発エリア」の事業を推進するパートナー企業の公募を開始した。同パークは2市2町にまたがる約340ヘクタール。官民で構想を実現し、新たな産業創出やまちづくりにつなげる。
イノベーション創発エリアは20ヘクタール規模とし、TSMC(台湾積体電路製造)熊本工場などが立地するセミコンテクノパーク(菊陽町・合志市)周辺に整備する。具体的な整備地域や街の設計、誘致する企業や大学などについてまとめた企画提案を公募。エリアを管理・運営する「パークマネジメント法人」の設立も求めている。公募期間は12月1日まで。その後、有識者らによる審査会で事業者を選定する。
