ナフサ「輸入額」59.6%増
2026年06月22日
九州経済圏の5月「貿易統計」
門司税関が6月17日に発表した九州経済圏(九州・沖縄・山口)の5月の貿易統計(速報値)によると、ナフサ(粗製ガソリン)を含む揮発油の輸入額は前年同月比59.6%増の435億円だった。輸入量は同17.9%減の35万4958キロリットルで、中東情勢の緊迫化の影響でホルムズ海峡を通らない代替調達で単価が膨らんだ。
揮発油の中東からの輸入額は同61.2%減の63億円にとどまったが、前年同月にゼロだった米国とアルジェリアからの輸入が中東のマイナス分を補った。原粗油の輸入額は同83.2%減の255億円と、4月の99%減(14億円)に続いて大幅なマイナスとなった。輸出では、主力の自動車が同22.8%増の2676億円。中東向けが60.8%減だったが、米国向けが約2倍、中国向けが29.1%増となった。半導体関連も好調で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3398億円の黒字だった。


