「預金金利」0.3%に引き上げへ
2025年12月23日
九州の地銀
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)など九州の地銀は12月22日、普通預金の金利を現行の0.2%から0.3%に引き上げると発表した。日銀による政策金利の引き上げを受けた措置で、新しい利率は来年2月から適用する。
ふくおかFG傘下の福岡、十八親和、福岡中央、熊本▽西日本フィナンシャルホールディングス傘下の西日本シティ、長崎▽九州フィナンシャルグループ傘下の肥後、鹿児島のほか、筑邦、佐賀、宮崎の各行は2月2日から適用する。大分銀は2月27日からとする。
各行は併せて、企業向け貸出金利の基準となる「短期プライムレート(短プラ)」についても0.25%引き上げると発表した。短プラは変動型住宅ローン金利の指標にもなっており、今後、金利の上昇が見込まれる。


