山岐氏が社長就任へ
2025年05月29日
ソラシドエア

ソラシドエア(宮崎市)は5月28日、高橋宏輔社長(63)が退任し、東京国際空港ターミナル常務の山岐真作氏(59)が社長に就任する人事を発表した。社長交代は8年ぶり。6月23日に開催予定の株主総会と取締役会で正式決定する。山岐氏は高橋氏と同じ日本政策投資銀行出身で、九州支店長などを務めた。
山岐氏は、ソラシドエアとAIRDO(エア・ドゥ、札幌市)の共同持ち株会社「リージョナルプラスウイングス」(東京)の社長にも6月25日付で就任予定。
同時に発表したソラシドエアの2025年3月期決算(単体)は、売上高に当たる営業収入が前期比4.1%増の520億円で過去最高だった。一方、円安や燃油費の高止まりにより、最終損益は23億円の赤字(前期は15億円の黒字)となった。
山岐 真作氏(やまき・しんさく)慶大卒、1988年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。管理部長や九州支店長を経て、2019年6月から東京国際ターミナル常務。京都府出身。