外国人ドライバー採用に早くも課題
2026年04月13日
ドライバー不足に喘ぐ運送事業者にとって、打開策の一つとして期待されているのが外国人ドライバーの採用だ。九州の運送事業者でも外国人のドライバー採用を進める事業者も出てきている。外国人が日本の公道でトラックを走らせるためには、運転免許を外国運転免許証から日本免許への切り替える「外免切り替え」が一般的だが、自動車学校に希望者が殺到し、3カ月もしくは半年待ちという事態になっているという。しかも外免切替の技能試験は試験内容が厳格化されたことで、一部で合格率が6%前後と非常に低くなっており、定められた6カ月の期間内に合格できないと帰国させられるケースもある。
福岡県内のある運送事業者は「自動車教習場に通わせて免許を取得した方が1カ月半に短縮できる。今は筆記も母国語(例えばネパール語)でできるし、座学はリモートで受講できる」と話し「通わせるための費用はかかるが、外免切り替えだと時間が読めない」という。なお、免許を取得するまでは「自社のトラックの隣に乗せて荷物の取り扱いを学ばせている」という。別の運送会社経営者は、外国人ドライバー採用の必須となっている「Gマークの取得や、働きやすい職場認証の取得も簡単ではない」と話し、人手不足とはいえ、会社の実力の問題で、なかなか外国人の採用にまで踏み込めない実情もあるようだ。


