衛生陶器焼成で「水素混焼」
2026年02月09日
TOTO
TOTO(北九州市)は2月6日、本社敷地内の小倉第一工場の衛生陶器の焼成窯で水素混焼を始めたと発表した。天然ガスに体積比20%の水素を混ぜて混成する。水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、同工場のCO2排出量の7%に相当する年間140トンを削減できると見込んでいる。投資額は非公表。
同工場で生産に使うファイバー窯は全長約100メートルで、約26時間かけて焼き上げている。2023年から水素混焼の実用化に向けた実証実験を始め、今年1月に通常生産に導入した。使用する水素は昨年4月に本社敷地内に設置した装置で製造する。同社は小倉工場のほかに国内外で13カ所の生産拠点を持つ。今後、水素の使用割合の拡大や他の工場への展開を検討する。


