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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
閑人閑話「人口減少」
福岡市に住んで45年ほどになる。生まれ育った長崎市よりはるかに長くなった。でも、「どちらに愛着があるか」と問われれば、間違いなく長崎が勝る。これほど長く離れていても、それはまったく関係ない。 現在は建て替えられてしまっているが、生まれた家は今も鮮明に覚えている。幼い頃遊んだ街の隅々、小学校や中学校の同級生たちとの楽しかった学校生活、少し大人になりかけの高校、大学の青春時代、それらが身に焼き付いてい…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
寸談余話(1)日立ソリューションズ西日本・臼杵誠剛 社長/安心計画・高田政和社長
DX関連システムの販売が好調 別府市で地域包括ケアシステム稼働 仮想住空間のソフト開発などを手がける安心計画(福岡市)は5月31日付で、東証プライム上場企業のDTS(東京)グループに参画することを発表した。DTS出身の高田政和社長は「DTSグループの企業力と開発力、安心計画の営業力とサポート力を生かし、会社のさらなる発展に貢献していく」と力を込める。 DTSは住宅営業支援ツール「ウォークインホーム」の開発元であ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
寸談余話(3)レイナ・今井千恵会長/熊谷組・山下正治執行役員九州支店長
高級ファー・デザイナーの焼酎 世界的コンテストで最高賞受賞 高級ファー製品を製造・販売するレイナ(福岡市)のデザイナー・今井千恵会長が開発した本格芋焼酎「モーリス」が6月、世界三大酒類コンテストの一つ「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で、約5500点のエントリーがあった中、最高賞にあたるダブルゴールドを受賞した。2021年に続き2度目のダブルゴールドで、今井会長は「再び最高賞を受…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
食楽園「美女とラーメン(10)黒島結菜さん 故郷の沖縄そばと〔麺や金時〕の塩らぁ麺」
沖縄県糸満市の横断歩道に、糸満警察署が「糸満美人多し スピード落とせ」という横断幕を架けたものだから話題になった。本土だったら批判や抗議が殺到すること間違いなし(?)のユニークさだが、その「糸満美人」という言葉の由来にスペイン混血説があるのをご存じだろうか。 それは昔、スペインの船が糸満に漂着して、スペイン人が多数住み着き、その血が残っているから、と伝わっているそうだが、それを信じたくなるよう…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
ゴルフ知恵袋「肩を回せば飛ぶのか?」
少しでも飛距離を伸ばしたいというのは、世の中のゴルファー全員の夢だと思います。 年々、道具とボールの性能が良くなる中で、男子ツアー選手の飛距離はキャリーで楽々と300ヤードを超える時代になり、世界最高峰のPGAツアーにおいては平均300ヤードを超える選手がシード選手125人中で約100人いますし、日本男子ツアーでも近年、有望な若手選手が世界レベルを意識するようになったことで平均300ヤードを超える選手が10人ほど…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年10月号
ホークス「帰ってきたドーム名物!ジェット風船復活の裏側」
コロナ時代に姿を消したPAYPAYドームの名物風景が復活。ジェット風船復活までの裏側について担当者に聞く。 衛生面に配慮して 専用ポンプを使用 7月15日のPAYPAYドーム。7回裏のホークスの攻撃を前にジェット風船を飛ばす応援風景がよみがえった。この日は「鷹の祭典」だったため、通常の黄色ではなくエメラルドカラーの華がスタンドいっぱいに広がった。 ホークスの応援といえば応援メガホンや選手名が描かれた応援タオ…
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本誌記事 特集・九州地域戦略会議
2023年10月号
“九州はひとつ”を具現化する成長戦略を実践
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本誌記事 特集・九州地域戦略会議
2023年10月号
◆展望◆ 次代を見据えて九州けん引する成長エンジン
九州地域戦略会議は、九州が抱える課題の解決に向けて意見を出し合うだけでなく、具体的な施策を講じてきた。「ツール・ド・九州」の開催や観光戦略とデジタル化を融合した取り組みなど、現在進行形の事業にも期待がかかる。これからも戦略会議は、九州の未来の“成長エンジン”であり続ける。 「ツール・ド・九州」の役割 九州の国内外への発信 国内屈指の規模を誇る新たな自転車レース「マイナビ ツール・ド・九州2023」が…
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本誌記事 特集・九州地域戦略会議
2023年10月号
◆変遷◆ 四つの柱の具体的な実現に向け積極的に活動
九州地域戦略会議は、「九州はひとつ」の理念のもと、官民が一体となって九州独自の発展戦略の研究や具体的な推進に取り組むことを目的に2003年10月、九州地方知事会と九州・山口経済連合会(現・九州経済連合会)の意見交換会を発展する形で設立された。そこにあったのは「社会経済システムが大転換機にある中、従来どおりの発想や行動では今後の九州の明るい展望を描けない」という強い危機感だった。 閉塞感を打ち破るため …
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本誌記事 特集・事業承継
2023年10月号
後継者不在率が改善し明るい兆し 支援の輪広がり“第三者”が担い手に
事業承継をいかに進めるか。日本の企業の99.7%を占める中小企業の多くが、この問題に直面している。経営者の高齢化が進む中、60歳以上の経営者の半数以上が廃業の方向にあるとされるが、その半数が実は黒字経営。にも関わらず、後継者難が暗い影を落としている。そんな地域経済の損失を回避しようと、各方面で事業承継支援の動きが活発化し、第三者への承継が増加。昨年は後継者不在率が過去10年で最も低くなるなど、明るい兆し…