島原市に長崎県内4カ所目の拠点

今村勇雄・ディーソル社長(中央)ら

 システム開発などを手掛けるディーソル(東京)は9月1日、長崎県島原市に新たな事業拠点を開設した。同社は全国に14カ所の拠点があり、長崎県内では長崎市、五島市、佐世保市に次いで4カ所目となる。事業開始は10月1日の予定。新会社「ディーソルHPP」(島原市)が今後5年間で約100人の雇用を計画している。
 新拠点は、島原市有明庁舎別館内に入居。ヘルスケア部門のデータ入力業務やシステム開発事業を中心に展開する。同別館は旧有明町が1989年に建設。2階建てで、延べ床面積は約440平方メートル。2006年の島原市との合併後、23年4月以降は空き庁舎となっていた。ディーソルの進出により、IT人材の育成や若者の雇用創出につなげる。