日鉄興和不動産などに優先交渉権

JR門司港駅前の「旧JR九州本社ビル」

 北九州市は3月18日、JR門司港駅前にある旧JR九州本社ビル(地上6階、地下1階)の売却について、日鉄興和不動産(東京)を代表とする共同事業体(JV)を優先交渉権者に選定したと発表した。2〜3年後に宿泊施設としての開業を想定しており、同JVは9306万円で市から土地・建物を取得する予定。
 同ビルは1937年(昭和12年)に三井物産門司支店として建てられた。戦後は国鉄を経てJR九州が所有していたが、老朽化で解体案が出たため、市が2005年に保存目的で土地と建物を取得。同ビルは日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財でもある。門司港レトロ地区では、星野リゾートが今年7月に「BEB5門司港」を開業予定。同社は山口県下関市でもリゾートホテル「リゾナーレ下関」を昨年12月に開業するなど、観光需要の高まりを見据えた動きが活発化している。