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本誌記事 目次
2023年12月号
2023年12月号
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年11月号
食楽園「熊本県上天草市大矢野町 スーパー三刀流ラーメン店〔貴久春〕」
熊本県上天草市大矢野町に大谷翔平選手も顔負けの“スーパー三刀流ラーメン店”があるのをご存じだろうか。 店の名は〔貴久春〕。すし屋、ラーメン店、民宿を、87歳の釜本喜久男さんと83歳の妻洋子さんが、パートやアルバイトの手も借らず、2人だけで切り盛りしているが、その働きぶりたるや超人的。こんな一日なのだ。 8:00 野菜の仕込み 8:30 買い出し 9:30 魚の下ごしらえ 10:00 ブランチ 11:00 昼営業開始 14:0…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【佐賀】効果生み出す半導体フォーラム/「地域優位性」を県単位でアピールして企業を後押し
TSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に進出することで、九州全体で半導体産業が活気づいている。佐賀県でもSUMCO(東京)が吉野ヶ里町で新工場建設を目指すなど、投資が活発化している。こうした動きを見据えて、県は昨年、「さが半導体フォーラム」を新たに立ち上げた。佐賀の企業を県全体で売り込むとともに、立地的優位性をアピールし、企業誘致にもつなげていく考えだ。 契機は熊本のTSMC 取引拡大や人材育成を 佐賀県は…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【沖縄】住民発案で観光誘客図る国頭村/「村の日常」を観光資源化して魅力を国内外に発信
沖縄本島の北部にある国頭村(くにがみそん)で、世界自然遺産の「やんばるエリア」のほか周辺の景勝地や史跡、さらには集落の魅力を生かして旅行客の誘致を図る取り組みが始動している。中心的な役割を担う村観光協会(比嘉明男会長)は、年内にも旅行業の免許を取得する予定。「地元が見てほしい、知ってほしいと思う観光コンテンツ」の造成を目指す。 地元の魅力商品に込め 地域力向上につなげる 国頭村観光協会が年内の…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【鹿児島】南薩振興局が加世田から知覧へ/県が移転・再整備方針打ち出し「明暗」分かれる
現在地(南さつま市)での建て替えか、県立保健看護学校跡地(南九州市)への移転か。建物の老朽化が進む鹿児島県の南薩地域振興局の再整備について県は8月末、移転する方針を明らかにした。誘致に取り組んできた南九州市は、新しいまちづくりの拠点となると歓迎する一方、南さつま市では地元経済への影響を懸念、跡地活用策への関心が高まっている。 候補地を5指標で点数 リーディングケースに 「(南薩地域振興局の)本庁…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【長崎】着々と進む住みよかプロジェクト/官民一体で住環境を整備して人口流出の抑制を
長崎県は九州・沖縄で最も人口減少率が高く、中でも長崎市は全国市町村でも減少率が上位に位置する。原因の一つが若い世代の人口流出で、市もさまざまな面から対策を打ち出している。その一つが若い世代が住みやすい住環境を整備する「住みよかプロジェクト」だ。官民が連携して仕組みを構築し、課題を改善しながら、魅力ある住環境整備に取り組んでいる。 転出超過深刻な長崎市 若い世代の住環境創出 長崎市の人口は1975年…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【エリアフォーカスインタビュー長崎/坂口克彦 氏(ハウステンボス 会長)】約4年ぶりに社長交代し10月から会長に就任した
「大胆な処遇改善で企業価値を高め、“納得した仕事”で接客の質向上図る」 大型テーマパークのハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)は10月に約4年ぶりに社長が交代し、髙村耕太郎氏が社長に就任。坂口克彦前社長は会長に就任した。同会長は、人材確保のため、思い切った処遇改善による安心して働ける環境づくりや、おもてなし精神の徹底によるリピーターの確保などに努める。 《日用品大手のユニチャームから旅行大手のエイ…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【宮崎】都井岬の観光回復へ明るい兆し/ホテル跡地の「グランピング施設」が順調な滑り出し
県内屈指の景勝地・都井(とい)岬(宮崎県串間市)には日本で唯一、野生馬が生息する。かつて新婚旅行などでにぎわい、その受け皿だった「都井岬観光ホテル」が閉鎖されて13年たった今年、跡地にグランピング施設が開業。近年のアウトドアブームも相まって高い稼働率を維持している。一方で昨年、市街地に開業した「道の駅」も順調な滑り出しで、市内の観光需要はじわり高まっている。 集客施設が次々完成 平日でも多くの人出…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【熊本】人吉温泉の老舗旅館相次ぎ復活/「豪雨災害」乗り越えての復旧・復興を内外へ発信
2020年7月の豪雨災害に見舞われた人吉市で温泉旅館の復旧・復興の動きが相次いでいる。人吉温泉旅館組合に加盟している八つの旅館は、今年に入り全旅館営業を再開し、アフターコロナに向けた観光産業の復活へかじを切っている。そこで、「清流山水花 あゆの里」の有村充広社長と、「人吉温泉 鍋屋」の富田峰子女将に旅館営業再開の思いを聞いた。 人吉温泉は「美人の湯」 組合加盟8旅館が再開 人吉市は温泉のまちとして、内…
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本誌記事 エリアリポート
2023年11月号
【北九州】曲がり角の産業観光が再始動へ/モノづくり都市を「観光都市」に変えたコンテンツ
モノづくり都市としての特性を生かし、観光による地域活性化を図るために北九州商工会議所が2011年度から実施している「産業観光」が、コロナ禍で曲がり角に差し掛かっている。“北九州らしさ”を演出したものとしてコロナ禍前までは好評だった。今年11月には市内で「全国産業観光フォーラム」が開催されるが、産業観光を再始動し、新たな形を模索する動きもあるようだ。 窓口のワンストップ機能 官民一体でセンター開設 産業…