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本誌記事 テーマリポート
2023年10月号
【宮崎空港】岩切イズム継承し定時出発率世界一/繁忙期は空港運営に航空各社や関係者が「総出」で対応
宮崎空港(愛称・宮崎ブーゲンビリア空港)は、英国の航空情報会社による調査で定時出発率で世界一(空港規模別)となった。普段から航空会社と空港運営に関わる事業者と、総出の体制で定時出発に取り組んでいる。背景にあるのは“宮崎観光の父”と称される初代社長・岩切章太郎氏の観光立県を目指した“岩切イズム”で空港全体に継承されている。 初代社長の遺志を引き継ぎ 空港から地域活性化を図る 英国の航空情報会社「シリ…
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2023年10月号
【北九州空港】滑走路延伸決定で貨物拠点化が加速/課題の旅客需要増のため「軌道系アクセス」の議論も再燃
2006年3月16日に開港した北九州空港。開港当初は24時間利用可能な海上空港としての利便性の高さを生かして、貨物拠点化による福岡空港との差別化が進められてきたが、今年悲願の滑走路の3000メートルへの延伸が決定した。大型貨物機による北米・欧州などへの直行便の運航など、新規路線の就航や貨物量の増加が見込まれている。 新福岡空港や政権交代など 時代に翻弄(ほんろう)され道筋つかず 今年、北九州空港の将来を占…
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2023年10月号
【福岡空港】機能拡充で拠点性高まる九州の中核/便数はコロナ禍前に戻るも民間委託での「ビジネス拡大」鍵に
福岡空港は今や日本有数の利用者を誇り、九州の玄関口として機能が拡充している。2019年に「福岡国際空港(FIAC)」が運営を受託し、国内線ターミナルビルもリニューアルされ、空港機能以外の魅力も増している。25年には2500メートルの第2滑走路増設と国際線ターミナルが増改築されるが、発着枠や運用時間といった積年の課題も横たわる。 利用者数は日本で4番目 19年から運営は民間委託 コロナ禍前の2019年度の福岡空港の利…
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2023年10月号
【キャリアアライアンス】離島路線の維持などを目的に国の有識者会議受け組合設立
離島路線を抱え、経営基盤が脆弱(ぜいじゃく)な九州の地域航空会社3社を中心に、大手の全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が加わり、2019年10月「地域航空サービスエアライン有限責任事業組合」(EAS LLP、東京)が設立された。参加したのは、日本エアコミューター(JAC、鹿児島県)、オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県)、天草エアライン(AHX、熊本県)の九州3社で、各社はJALとANAとそれぞれ資本・業務提携の関係が…
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2023年10月号
<次の一手 第71局>詰将棋・詰碁
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本誌記事 目次
2023年10月号
2023年10月号
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年09月号
寸談余話(1)第一商事・石橋充教会長/レックコレクティブ・岩瀬由和社長
「ディーエストッキー」が疾走 所有馬がデビュー戦で善戦 今年4月にJRA日本中央競馬会に馬主登録を済ませた第一商事(福岡市)の石橋充教会長は、早くも7月15日に中京競馬場で行われた新馬戦6レースで所有馬の「ディーエストッキー」が無事にデビューを果たした。北海道千歳市が産地で血統はレッドスパーダ産駒、調教師は橋口慎介氏が務めている。石橋会長は「スピードがあって初戦向きと聞いていた」と話し、実際に2番人気と…
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2023年09月号
四季漫筆「旅人と憶良~筑前琵琶が奏でるその世界」
眞銅敬介様。CD「大野山幻想」を本日、受け取りました。「郵送するからぜひ聴いて」とのお電話をいただき、心待ちにしておりました。西日本新聞社の先輩記者だったあなたがパーキンソン病を発症し、闘病の日々を過ごされるようになって10年以上でしょうか。 時折、近況報告を頂戴していましたが、今回は万葉時代の大宰府を思い浮かべて「大野山幻想」を作詞。この詞に筑前琵琶奏者の尾方(おがた)蝶(ちょう)嘉(か)さんが…
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2023年09月号
九州大相撲伝「長崎芸妓愛八(吉永小百合さん)の横綱土俵入り」
戦艦「土佐」惜別の土俵入り あの吉永小百合さんが、映画とはいえ横綱土俵入りを演じたのには驚かされた。それも見事な不知火型の手数入(でずい)りを。 映画は、なかにし礼氏が1999(平成11)年下半期の第122回直木賞を受賞した『長崎ぶらぶら節』(文藝春秋)を、翌年東映が深町幸男監督によって製作したもので、2001(平成12)年日本アカデミー賞脚本賞を受賞している。 1921(大正10)年12月18日、長崎の三菱造船長崎…
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2023年09月号
寸談余話(4)JR九州サービスサポート・森勝之氏/日本生命・中川創太九州・沖縄営業本部長/キュウセツAQUA・大野征博社長
長崎駅と博多駅にロボット掃除機導入 JR九州外への事業展開も目指す 駅業務や駅ビル、ホテルの清掃業務などを手がけるJR九州サービスサポート(福岡市)は、6月に森勝之氏が社長に就任した。森新社長は「サービスの品質を上げながら、業務の効率化も目指す」と話す。ブランド・ステートメントでもある「支える」に全力で取り組んでいく覚悟だ。 同社は新しい技術の導入に積極的だ。昨年10月、JR長崎駅に自律式自動洗浄ロボッ…