熊本駅で「EVシェアサービス」
2025年04月04日
九州電力とJR九州

九州電力(福岡市)とJR九州(同市)は4月から、JR熊本駅(熊本市)で電気自動車(EV)のシェアリングサービスを開始した。サービス名は「weev+(ウィーブプラス)」。両社がEVシェアサービスで連携するのは初めて。鉄道利用客などにEVを組み合わせた移動を提案し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。
熊本駅近くのJR九州熊本支社の駐車場を活用し、米テスラ 社のEV1台を設置した。利用状況などをみて、他の主要駅への拡大を検討する。九電は、2020年に提供を始めたマンション入居者専用EVシェアリングサービス「weev(ウィーブ)」を拡充し、昨年10月から「ウィーブプラス」の提供を始めた。会員登録をすれば誰でもスマートフォンの専用アプリから利用できる。
九電と熊本県は、地球温暖化対策に関する連携協定を締結。JR九州と熊本市もカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結しており、JR九州用地などを活用したEV充電スタンドの整備を行うとしている。