川内原発2号機「50年運転」認可
2025年09月11日
原子力規制委員会

九州電力(福岡市)は9月5日、今年11月で運転開始から40年となる川内原子力発電所2号機(鹿児島県薩摩川内市)の長期施設管理計画が、原子力規制委員会から認可されたと発表した。今年6月に始まった原発の長期運転を認める新制度に基づいた対応。
新制度では原発の60年を超える運転が可能になった一方、施設の劣化状況を調べる方法や必要な措置などを盛り込んだ長期計画を策定し、規制委の認可を得ることが必要になった。川内原発2号機は1985年11月に運転を開始。今回の認可で、運転開始から50年となる2035年11月まで稼働できるようになった。すでに40年を超えて運転している1号機は、昨年11月に長期計画の認可を受けている。