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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年09月号
食楽園「藤井聡太七冠と宇部ラーメン」
『三国志』に出てくる呂蒙(りょもう)の言葉「男子三日会わざれば、刮目(かつもく)してみよ」は、藤井聡太さんのためにあるのかも知れない。先の6月1日、藤井さんは名人戦に勝って七冠を達成。残すは「王座」のみで、これに勝てば前人未到の八冠、全冠制覇という奇跡的偉業となる。そんな藤井さんが小学校4年のとき作成した自己紹介カードには、こんなことが書かれている。 藤井聡太 生年月日 H14年7月19日 将来の夢 名人…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年09月号
あの日あの頃/博多阪急・亀井 潤一 店長
店舗閉店という逆境から学んだ「チームワーク」 私は大阪府出身で、大学進学のために一度は上京したものの、生まれ育った関西への思いから1987年、阪急百貨店(当時)に入社した。入社後は、今はなき四条河原町阪急(京都市)の婦人服売り場を経験した後、阪急うめだ本店(大阪市)の婦人服売り場へ異動した。百貨店の顔でもある婦人服売り場に配属され、気がつけば60を超えるブランドを担当するまでになっていた。当時は「DC…
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2023年09月号
閑人閑話「流行語」
60年ほど前になる。あの石原裕次郎の歌に『男の友情・背番号3』というのがあった。 巨人軍の長嶋茂雄選手との友情を歌ったもので、その歌い出しは『背番号3 言わずと知れた 男、長嶋 イカすじゃないか』である。この『イカす』という言葉、改めて言うまでもないことだが、“カッコいい”“しゃれている”“魅力的”などといった意味で、裕次郎の人気と相まって、年長者のしかめっ面はどこ吹く風で、若い人たちを中心にごく普通に使…
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2023年09月号
ゴルフ知恵袋「14本を活(い)かしきるには?」
メジャースポーツの中で14本もの道具を持ち歩いてプレーするのは唯一ゴルフぐらいです。しかしその歴史をさかのぼると、昔は制限なくもっとたくさんの本数を使ってプレーしていました。それは、経済的に裕福な貴族たちが複数のキャディーを雇い、使いたいクラブ全てを何十本も持たせてプレーをしていたためで、この貴族が優遇されるブルジョアゴルフから大衆化したスポーツゴルフとして時代が移り変わってきたころから、これで…
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2023年09月号
Monthlyダイジェスト
7/12(リトアニア) 岸田文雄首相は欧州を訪問し、リトアニアで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議、ベルギーでの欧州連合(EU)定期首脳協議に出席した。写真は7月12日、NATOのストルテンベルグ事務総長(中央)を挟み記念撮影を終えた岸田首相(左から2人目)ら。 7/19(東京) 第169回芥川賞は、先天性の難病で身体に障がいのある市川沙央さん(43)=右端=の「ハンチバック」に、第169回直木賞には垣根涼介さん…
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2023年09月号
寸談余話(2)鹿児島銀行・柳田理恵氏/一般社団法人共創経営推進機構・山本要輔代表理事
鹿銀初の生え抜き女性取締役 女性活躍へ「産休や育休は“出向”」 鹿児島銀行(鹿児島市)の柳田理恵氏は今年4月から、取締役の業務執行に関する監査や監督を担う取締役・監査等委員を務めている。同行初の生え抜き女性取締役で「支店などで数字を追いかけていたころとは違った難しさを感じる。株主からの負託に対し、誰のためか、何のためか、今までとは異なる目線で一つ一つの事項に向き合っているが、コーポレートガバナンス…
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2023年09月号
OH!ニッポン「兵士の身体と霊魂 ~戦後78年の夏に考える」
戦後5年ほどして生を受けたので戦争の直接の記憶はない。それでも幼き日の細い記憶の糸を手繰っていくと、ある光景が戦争と重なり合う。それを最初に見たのは、幼稚園児のころだった。 父母と出掛けたある日、人混みで目にした異形の男たち。白衣に軍帽、ある男は義足、別の男は片手がない。サングラスを掛けた男もいる。アコーディオンやハーモニカを奏でながら何かを歌っている。その出で立ちと一帯の空気感に恐怖を覚え、…
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2023年09月号
refresh/西南学院大・今井尚生 学長
「マラソンとハンドベル」 私のオフタイムの楽しみに、マラソンとハンドベルがある。両極端に位置するアクティビティかもしれないが、私にはどちらも欠かせないものだ。 マラソンのきっかけは健康診断だった。50歳を迎え、減量を目的に百道浜でジョギングを始めた際、現副学長の北垣徹先生から「マラソン大会に出てみたらどうですか」とアドバイスを受けた。また、本学院関係者が百道浜を運動拠点としていたことも、大きな刺…
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2023年09月号
高橋孝治の中国法表層深層(5)
中国法の全体構造 その5(司法解釈) 前回(財界九州8月号「中国法の全体構造 その4」)で、中国の裁判結果は、「他の事件に法解釈などの影響は与えない」ものであると説明しました。それでは、裁判結果が出る前に、法律の条文がどのように解釈されるのかを知る方法はないのでしょうか。 一応、中国では法律に書かれていない部分(条文の隙間)を埋めるのは「司法解釈」であるとされています。司法解釈とは、最高人民法院や…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年09月号
トップの横顔/積水ハウス・竹下 盛人 福岡マンション事業部長
「ボーイスカウト通じ人間力育成」 ボーイスカウトは、現在、世界スカウト機構に173カ国と地域が正式加盟し、5700万人以上が活動する世界最大級の青少年育成団体です。運動の目的や教育システムは世界共通で、名称も世界中で「ボーイスカウト」または「スカウト」と呼ばれています。世界共通のビジョンとして「Creating a Better World(より良い世界をつくる)」を掲げ、社会奉仕活動や自然の中での体験などを取り入れたボー…