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本誌記事 エリアリポート
2025年06月号
【大分】サンリオがリゾート化で誘客強化/ハーモニーランドに新たな「宿泊施設整備構想」が浮上
大分県とサンリオエンターテイメントが連携し、世界的な人気を誇るハローキティをはじめとするキャラクター群を活用した新たな観光戦略を打ち出した。その中核を担うのが、大分県日出町にあるテーマパーク「ハーモニーランド」。サンリオは、ハーモニーランドを中心に宿泊施設などを整備する「エンタメリゾート化」を打ち出しており、今後の動向に注目が集まっている。 空港愛称にハローキティ 万博契機に観光促進へ 今年4…
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本誌記事 エリアリポート
2025年06月号
【宮崎】細島港の岸壁強化で輸出増に対応/中国や韓国で「県産木材」の需要が高まる中で整備
宮崎県産の原木輸出に弾みがつきそうだ。県が整備を進めていた細島港(日向市)の国際物流ターミナル16号岸壁が今年1月に完成し、国内の移出入だけでなく、4月から輸出入にも利用されるようになった。背後にあるヤードが拡充されたことで取り扱い可能な貨物量は増加。かねてからの県産木材の需要が高い中国や韓国への輸出量が増えることが見込まれている。 県が28億円投じて整備 県木材の需要増に対応 今年1月に完成した細…
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本誌記事 エリアリポート
2025年06月号
【佐賀】スローツーリズムで鹿島・太良活性/「JR肥前鹿島駅周辺」の再開発で拠点性向上目指す
佐賀県は、2023年から西九州新幹線開業に伴い特急列車が激減した鹿島・太良エリアの地域資源の発信などを「むしろこれから鹿島・太良プロジェクト」と銘打ち、地元特有の生活文化などに触れる「スローツーリズム」に取り組んでいる。さらに、県と鹿島市はJR肥前鹿島駅を観光の玄関口としての拠点性を高めることを目的に、駅周辺を含めた再開発事業も進めていく方針だ。 県主導の観光施策続々 駅再開発は約53億円に 佐賀県は…
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2025年06月号
【北九州】危機的状況の市営バスが正念場に/必死のPRで「運転手確保」し半年間で減便から増便に
北九州市営バスは、若松、八幡西、小倉北の各区の市街地を結ぶ路線で、31路線を運行している。高齢者を中心に利用されてきたが、年間利用客はピークの1966年の約3116万人から9割ほど少ない約390万人まで落ち込んでいる。路線も8割にあたる26路線が赤字となっている。危機的な状況のなか、地域の足の存続に向けた取り組みが進められている。 起源は旧若松市営バス 一時は民営化の可能性 北九州市内を走るバスは西鉄バスと市…
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本誌記事 エリアリポート
2025年05月号
【エリアフォーカスインタビュー熊本/竹永淳一 氏(八代商工会議所 会頭)】熊本県南の3商工会議所で連携し広域振興の取り組み
「人口減社会である以上、県南25万人の経済圏での広域振興に目を向けよ」 熊本県南の八代、水俣、人吉の県南3商工会議所が、民間主導の広域振興に取り組んでいる。昨年6月に「熊本県南経済連携協議会」を発足させた。県の地域振興策の推進や観光開発に取り組む方針。同会会長を務める八代商工会議所会頭の竹永淳一氏(通信館会長)は「県南25万人圏での振興に目を向けるべきだ」と力を込める。 《熊本県では経済の北高南低が…
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2025年05月号
Two of Us/堀 宏明 スターミューズ 社長 × 小宮 修治 HOKUTO 社長
電通九州の社長を務めた堀宏明氏は今、イベント企画や広告宣伝事業会社・スターミューズの社長を務めている。警備業などを手掛けるHOKUTO社長の小宮修治社長が電通退職後の堀氏に白羽の矢を立て、新会社を任せたという。出会いは、電通九州が引き受けたイベントでHOKUTOが警備を担当したこと。以来20年以上の関係が続く。建設業から警備業に転じ、その後イベント事業や広告事業など幅広く手掛ける小宮社長は、今年7月に古希を迎…
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2025年05月号
脇山 章太 地域みらいグループ 社長「技術伝承のリーディングカンパニーとして幸せの土台となる地域の“みらい”を守る」
2023年、グループ中核・北洋建設の創業100周年に合わせ、九州みらい建設グループから社名変更した「地域みらいグループ」は、“技術伝承のリーディングカンパニー”として技術を磨き、生活基盤を支えることで、地域を守り、明るい未来を創造していくことを目指している。併せて、働き方改革ならぬ“生き方改革”を実践し、従来の慣習に縛られない企業文化の変革にも挑戦している。 聞き手/本誌社長 山口 亮太郎 「100周年を機に社…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
OH!ニッポン「新型コロナウイルス5年(下)次のパンデミックは『明日にも』の現実性」
哺乳類や鳥類には170万種のウイルスが存在し、このうち最大82万種が人への感染力を持っている─。日本が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)が2020年11月、こんな報告書を公表した。 長文の報告書は「人間が自然の一部である以上、ウイルスなどの病原体と共生し、付き合っていかざるを得ない。それは敗北ではない。自然界の法則だ」との一文で締めくくられている。 ウ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年05月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(36)】AIを導入して古文書解読効率化/膨大な「諫早日記」の崩し字の解読でスピードアップ図る
古文書は全国各地に残されているが、専門家でも解読が困難な難易度の高い「崩し字」で書かれているため、ほとんどの現代人は読むことが難しい。そこで、あらかじめ数百万字をAI(人工知能)に登録することで、崩し字の画像から似ている文字を推定し、現代の文字に直すことで、解読作業をスピードアップする取り組みが進んでいる。 約200年間を記した日記 現在35%の解読作業が進む 長崎県の諫早市立図書館は2024年度から、A…
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本誌記事 エリアリポート
2025年05月号
【宮崎】新拠点から公民連携で企業を支援/スタートアップが地場企業へ事業アイデア「売り込み」も
スタートアップの支援や地場企業の課題解決などを目的とする官民連携の組織「宮崎オープンシティ推進協議会」(通称MOC)が設立されて、今年の4月で2年目に入った。今年度からは、中心市街地で再整備されたばかりのNTT広島ビル(NTT西日本宮崎支店敷地、宮崎市)に拠点を移し、さらなる取り組みの拡充を図る。業界に関係なく、新たなビジネスに挑戦できる土壌づくりを目指す。 公民連携の新たな組織 共立電機が理事長に MOC…