M&A支援で日本M&AセンターHDと新会社

調印式で握手する沖縄銀行の山城正保頭取(右)と日本M&AセンターHDの三宅卓社長

 おきなわフィナンシャルグループ傘下の沖縄銀行(沖縄県那覇市)は今年7月をめど、M&A仲介最大手・日本M&Aセンター(東京)などを傘下に持つ日本M&Aセンターホールディングス(HD)(同)と合弁で、事業承継やM&Aを支援する新会社を設立する。
 県内企業の後継者不在率は全国上位で、休廃業・解散件数も2024年に過去最多の448件を記録した。両社は2003年に業務提携し、県内企業のM&A支援してきたが、先ごろ「合弁事業の検討にかかる基本合意書」を締結していた。
 新会社の社名や出資比率などは決まり次第公表する。
 日本M&Aセンターグループは、中小企業のM&A仲介で9500件を超える成約実績がある。