「博多やりうどん」香港進出へ
2025年04月18日
西日本鉄道
西日本鉄道(福岡市)は4月16日、子会社の西鉄ストア(福岡県筑紫野市)が福岡県内で運営する「博多やりうどん」が香港に進出すると発表した。初の海外展開で、今年7月ごろに1号店がオープン予定。フランチャイズ契約を結んだ現地の飲食店運営企業C.L.グループが運営する。今後、中国やマカオ 、タイなどアジア圏での出店拡大を目指す。
1号店は、香港有数の繁華街・尖沙咀(チムサチョイ)の商業施設内に出店予定。博多やりうどんは、1967年に西鉄の駅構内の立ち食いうどん店として開業。ピーク時には17店舗を展開していたが、現在は福岡市と久留米市で3店舗が営業中。槍(やり)に見立てた長さ32センチのごぼう天が特徴の「博多やりうどん」が名物となっている。香港店では、福岡の人気メニューのほか、現地限定メニューも開発。日本酒なども提供する「うどん居酒屋」として営業する。
