粕屋町に九州最大級「物流施設」
2025年04月09日
日本GLP

物流不動産大手の日本GLP(東京)は4月8日、福岡県粕屋町に複数の物流施設で構成する大型物流拠点「GLP福岡ICプロジェクト」を整備すると発表した。延べ床面積は計15万平方メートルで、九州最大級になるとみられる。同社の九州での開発は4件目。11月から順次着工し、2028年内に全棟の完成を見込む。
建設地は、福岡都市高速と九州自動車道が交わる福岡インターチェンジ(IC)から約800メートルで、町が産業用地として区画整理事業を進めている。JR篠栗線「長者原駅」にも近く、人材確保も期待できるという。福岡市中心部まで車で約20分とアクセスが良く、都心部配送に対応するほか、九州全域への配送拠点としての役割を見込む。
同社は、福岡県粕屋町の「GLP福岡粕屋」(延べ床面積約4万1000平方メートル)、同県小郡市の「GLP福岡小郡」(同約9万1750平方メートル)、熊本県大津町の「GLP熊本大津」(同約1万3200平方メートル)も手掛けている。