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本誌記事 エリアリポート
2024年02月号
【大分】港湾機能の拡充を図る大在地区/工場進出による人口増で「ベッドタウン」として存在感
人口減少に転じた大分市において、大在地区の人口が増加傾向にある。約24年におよぶ区画整理に加え、周辺地区に大分キヤノンをはじめ大手企業の工場が進出したことで若い世代が移り住み、ベッドタウンとしての人気を誇る。一方、同地区の「大分港大在コンテナターミル」では取り扱い増加により、コンテナスペース確保のため埋め立て工事が進むなど大きな動きを見せている。 45年までに人口18%増 小学校が19年ぶり新設 全国…
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2024年02月号
【宮崎】宮崎の食海外へ地元企業が連携/「米国」をターゲットに国際的な見本市に積極出展
海外で日本食の人気がじわり高まる中、宮崎県内の食品加工、酒類など“食”に関連する中小企業7社と地域商社1社が連携して海外進出の機をうかがう。世界的な見本市に積極的に出展するほか、現地の料理に合わせたレシピなどを情報発信する。日本の人口減少に伴う市場の縮小が見込まれる中、すでに海外進出を果たしている国内大手に負けじと販路の確保と拡大に急ぐ。 国内市場の縮小懸念し 地元企業でチーム結成 「製造過程や商…
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2024年02月号
【鹿児島】北ふ頭で整備目指すスタジアム/鹿児島ユナイテッドFC「J2昇格」が後押し役に?
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは今季(2024年)、5年ぶりにJ2に復帰する。地元ファンや経済界は次の高みを見据えたJ2での活躍に期待を寄せる。一方、鹿児島市が17年から取り組んでいるもののいまだ整備地が決まらないサッカースタジアム構想だが、市が目指す鹿児島港本港区北ふ頭での実現にめどが立つのか。正念場を迎えている。 最終節で決まった昇格 スタジアム早期実現を 昨季のJ3鹿児島ユナイテッドFCは全38節のう…
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2024年02月号
【長崎】高級ホテル集積が促す客層の拡大/九州初の「マリオットホテル」がJR駅ビルに開業
コロナ禍が落ち着き、人の動きが活発化する中、長崎市にも多くの観光客、ビジネス客が訪れ、各宿泊施設の稼働も回復している。そうした中、1月16日にJR長崎駅ビルに長崎マリオットホテルが開業するなど、高価格帯の新たな宿泊施設の計画が相次いでいる。長崎市内の既存の宿泊施設に対してどのような影響を与えるだろうか。 相次ぐ高級ホテル計画 地元ホテルは「大歓迎」 長崎マリオットホテルはJR長崎駅ビルの7〜13階に位置…
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2024年02月号
【沖縄】地域一体でスタートアップ支援/開業率上昇し「5年間で倍増」の200社目指す
昨年11月末、スタートアップ(革新的なアイデアで短期の急成長を目指す企業)数を5年後に2倍以上にすることなどを骨子とする「おきなわスタートアップ・エコシステム発展戦略」が公表された。既存企業や自治体とスタートアップが相互に連携して、新たなビジネスの創出や社会課題の解決につながるオープンイノベーションの促進を図る。 戦略策定は産学官金の コンソーシアムが関与 同戦略の策定には、企業や金融、研究、大学…
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2024年02月号
【佐賀】鳥栖市で大型産業団地を開発へ/佐賀県初の「官民連携型」でスピード重視の整備
2023年10月に佐賀県と鳥栖市は、24年度に供用開始予定の小郡(おごおり)鳥栖南スマートインターチェンジの隣接地に産業団地の開発計画を発表した。市にとって、待望の大型産業団地となり、新たな企業進出が進むなど、今後の経済波及効果に大きな期待が寄せられている。さらに、佐賀県初の取り組みとして「官民連携による開発」を掲げ、スピード感を持った整備を進めていく考えだ。 鳥栖市産業団地開発へ 屈指の交通要衝生かす…
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2024年02月号
【福岡】那珂川沿いを集客拠点に再整備/福岡五輪招致に敗れて消えた「須崎ふ頭」再開発
福岡市の中心部を流れる那珂川を軸とした街づくり計画「リバーフロントNEXT」が進んでいる。福岡都心部は、天神・博多の両局を中心としたにぎわいづくりが進められているが、昔から海や川などの水辺と近いことも魅力の一つであり、県と市が連携し、那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリアを再整備することで、集客拠点へと変ぼうさせていく。 市民会館の建て替えや 清流公園も集客拠点に 福岡市では、都心部の回遊性…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年02月号
【変わる物流】共同配送や物流拠点の開設で効率化/スーパー業界では「ライバル関係」を越えた連携で対応
トラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が、いよいよ今年4月から適用される。物流業界にとっての「2024年問題」とは「対策を講じなければモノの動きが停滞する」ことを意味する。ライバル関係を越えた連携や新たな物流拠点の開設など、あらゆる業界が目前の課題に対応しようとしている。 〈小売り業〉空荷の帰り便を有効活用 他社の店舗に商品を配送 まずは、中央の写真を見てもらいたい。イオ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年02月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(22)】メタバースで完成後の景観を確認/九地整が国道3号博多バイパス立体化事業で活用
河川や道路など、インフラ分野でのメタバース活用が進んでいる。 九州地方整備局では、インフラDX推進室と福岡国道事務所が共同で、国道3号博多バイパス(下臼井|空港口)の立体化整備で、完成後の姿を仮想世界に構築する試みを行なっている。整備後の交通などの状況を整備前に直感的に共有することが可能になり、その場を訪れなくても、景観を確認したり、その後の変化についても予測できるようになった。 メタバースで立体整…
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2024年02月号
【INSIDE OUT〈北九州市政〉】機先制する武内流に沈黙の主要会派/来年の市議選をにらんだ「対立構図」を演出?
泡沫(ほうまつ)候補から北九州市長へと躍り出た武内和久市長が就任から2月で1年を経過する。就任当初から精力的に動いているのが印象的だが、「独自色を出そうにも予算がない」(地元経済人)中で、議員報酬削減を打ち出して否決されたが、市議会運営で機先を制するなど、思わぬ政治巧者ぶりも見えてきた。 議員報酬の削減検討が否決 強烈なダメ出しに驚きも 北九州市の武内和久市長が攻勢を強めている。昨年の12月議会で…