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本誌記事 TOPINTERVIEW
2024年09月号
高橋 靖英 大分銀行 新頭取「『金融+α』戦略で新たな価値を創造し、地域密着経営のさらなる進化を目指す」
大分銀行は、今年6月に後藤富一郎氏から高橋靖英氏へ8年ぶりに頭取交代をした。2016年から続いていたマイナス金利政策の解除にあたり、改めて地域金融機関の存在意義が問われる中、大分銀行は「地域密着経営」を掲げ、地域の発展とともに歩んできた。高橋靖英新頭取は「金融+α」の視点から、地域課題の解決に積極的に取り組み持続的な成長を目指す。今後の経営のかじ取りが注目される。 聞き手/本誌編集主幹 山口 真一郎 「…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
食楽園「わたせせいぞうさん ふる里の味〔四方平(よもへい)〕のラーメンとすし」
日本の経済成長が年平均10%前後を記録した1955(昭和30)年頃から72(昭和47)年頃までの高度経済成長時代。その最中の64(昭和39)年に漫画家のわたせせいぞう(本名・渡瀬政造)さんは早稲田大学法学部に進学。同窓には法学部に渡瀬恒彦さん、商学部に田中真紀子さん、文学部に吉永小百合さんとタモリさんがいた。 大学卒業後、損害保険会社に入社。営業畑で活躍しながら漫画雑誌に投稿しては掲載され、74(昭和49)年に「…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
Two of Us/鮫島 浩 宮崎大 学長 × 服部 幸雄 オファサポート 社長
医学者と実業家─。専門領域も年齢も異なる両者に通底するのは、地元志向の強い意志だった。初めてお互いを知ったのは2019年、宮崎大が付属病院で小児患者の付き添い家族向け宿泊施設を計画、公募したところ、服部社長が突如として現れた。服部社長は「太陽輝く南宮崎。カリフォルニアの雰囲気漂う明るい宿泊施設にしましょう」と提案。「これだ」と直感した鮫島病院長(当時)らは提案を快諾。自身の専門を通じて地元発展に寄与…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
KAIL/沖縄JTB 社長 桂原耕一氏(6期)/いとや 取締役 二村将徳氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 エリアリポート
2024年09月号
【北九州】新駅建設で空港へのアクセス強化/北九州空港の活性化で“稼げるまち”実現へ
北九州市は今年2月、北九州空港の一層の活性化を図ろうと「北九州空港大作戦」と銘打ったプロジェクトを発表した。第1弾は空港へのアクセス強化で、このなかでエアポートバスの増便や、特急列車の空港最寄り駅への停車が検討されているが、シンクタンクのアジア成長研究所の研究会からは、同時並行的に「空港ゲートウェイ新駅」建設の準備を急ぐべきとの指摘も上がっている。 エアポートバス増便や特急で新たな停車駅 武内…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年09月号
プロジェクト【離島の酒造メーカー】新酒製造の核心は地元へのこだわり/不利な環境を特長に変え「九州の酒=焼酎」からの脱却に挑む
地元独自の素材を利用して酒類を製造・販売する動きが、九州・沖縄各地でも散見される。その要因としては、情報網の発達や販売ルートの多様化などにより、国内だけでなく外国からも商品を入手しやすくなったことが挙げられる。さらに、消費者ニーズに応えるためだけでなく、地域経済の活性化を事業の目的に設定するケースも多い。 大手ビール会社から転身し五島でクラフトジンを製造 長崎県の西方沖に浮かぶ五島列島の福江…
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本誌記事 特集・ICT
2024年09月号
技術を社会に調和させる努力も大切
社会はICTの進展で加速度的な変貌を遂げている。ビジネスモデルの改革や革新、行政も含めた飛躍的な業務効率化が進み、洗練された仕組みの中で、より付加価値の高い商品やサービスが生み出され、社会に豊かさがもたらされている。今後も、生成AI、ブロックチェーン、クラウドコンピューティングといった技術が、さらに社会実装されていくだろう。さまざまな分野でこれをリードするICTサービスを取り上げる。 「生成AI」が導く…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年09月号
【INSIDE OUT〈航空〉】視界不良の国際線空港ダイバート/福岡県は国内外の航空会社に受け入れ体制の整備要請も…
昨年から急に注目されている福岡空港の“門限”問題。近隣の北九州空港へのダイバート(代替着陸)が選択肢としてクローズアップされているが、特に国際線の受け入れについては、課題が多い。エアライン側の認識不足や準備不足などがあり、受け入れる空港側は、これに半ば振り回されている側面もありそうだ。 福岡空港の門限顕在化のなぜ 事前申請した後続機は着陸 昨年2月、日本航空(JAL)331便福岡行きが、福岡空港の「午…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2024年09月号
「 脱炭素社会へ企業の動きが加速」/GXや新制度導入で創出される新市場
岸田政権のもと、GX(グリーントランスフォーメーション)の動きが加速している。昨年5月にはGX推進法が成立し、7月にはGX推進戦略が閣議決定した。今年7月にはGX推進機構が業務を開始している。2050年カーボンニュートラル実現に向けた動きは強まり、再生可能エネルギー市場、省エネ市場のさらなる拡大は間違いない。 国はGXを強力に推進 開始された「GXリーグ」 国は今年度、第7次エネルギー基本計画(以下、エネ基)を策…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2024年09月号
SPIRITS/オングリットホールディングス(福岡市)・森川 春菜 氏
DXで土木業界の課題と就業弱者問題に貢献する ■主婦から心機一転、起業されたのは、シングルマザーになった友人からの相談があったのがきっかけだったとか。 ある日、私の友人がシングルマザーになったので就職先を探しているのだけれど、育児をやりながらなので条件に合う就職先が見つからなくて困っていると相談がありました。私自身はずっと主婦で、夫が転勤するたびに引っ越しするという生活でしたが、友人の境遇を我が…