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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年12月号
〈沖縄〉「株式会社沖縄県」実現へ新ファンド設立
今年7月、経済的なリターンだけでなく、投資を通じて地域の社会課題の解決を図ることを目的とする「インパクトファンド」が初めて設立された。「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)を活用し、今年12月末をめどに県内外の企業や個人から出資を募り、最終的には総額2億円規模のファンド組成を予定している。 新設されたファンドの正式名称は「カリーインパクト&イノベ…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年12月号
〈証券市場〉東証プライムから九州は「5社」変更
東証プライム市場からスタンダードへの移行を認める措置が9月29日に終わったことを受けて、177社が移行を決めた。九州では、OCHIホールディングス(福岡市)やサニックス(同)、テノ.ホールディングス(同)、システムソフト(同)、ピエトロ(同)5社が移行した。 東証は、昨年4月に1部、2部、マザーズ、JASDAQの4市場を、グローバルに事業展開する大企業向け「プライム」、主として中堅企業向けの「スタンダード」、新興企…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2023年12月号
右田 聖秀 西日本電信電話 執行役員 九州支店長「“つなぐ使命”を継承し、ICTの力で 地域が抱える課題の解決に貢献する」
NTTグループで富山、岐阜、静岡以西のエリアを対象に、固定電話回線や光回線、ICTソリューションなどの事業を担う西日本電信電話(大阪市)の九州支店長に今年6月、日本電信電話(NTT)技術企画部門担当部長から転じた右田聖秀氏が就任した。コロナ禍を経て、通信が果たす役割はより重要になっており、カーボンニュートラルや人口減などのソリューションも求められる。その中で地域とどう向き合い、事業を展開していくのか。右…
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本誌記事 グラフ
2023年12月号
Kyushu PHOTOGRAPH「北九州市門司区東港町」
門司港レトロハイマート 門司港レトロハイマートは同地区の高層マンション。日本を代表する建築家、黒川紀章氏により設計された建物。地上31階、高さ103メートル。展望室からは関門海峡や門司港レトロの街並みを一望できる。西に陽が沈み、空が赤く染まった後、ライトアップした夜景に変わる美しさは息をのむ。特に11月下旬からはイルミネーションで門司港の街並みがガラス張りの開放的な空間から楽しめる。
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本誌記事 春夏秋冬
2023年12月号
働く父の背中
棟方志功が画家を志して青森から上京したのは1924(大正13)年、21歳のときだった。納豆売りや靴直し、看板描き、印刷会社などで働きながら絵を描き、公募展に挑戦するものの、画壇に顔がきく師匠がいるわけでもなく、絵の勉強を基本的にしたこともないので入選するのがやっとで、なかなか芽が出ない。 そんなとき日本創作版画協会展で川上澄生や古川龍生(りゅうせい)の作品に出会い、版画は日本のものだ、ゴッホも日本の版…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
回顧2023
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【電力】玄海4号機稼動で九電は収支改善/カーボンニュートラル目指し事業進むも「道半ば」
燃料費の高騰と円安が影響し、九州電力(福岡市、池辺和弘社長)の2023年3月期決算は大幅な赤字を計上した。同様の理由で大手電力7社が電気料金(規制料金)の値上げに踏み切った中、九電は見送った。その背景には、玄海4号機の運転再開によって収支改善の見通しが立ったことがある。一方で九電は、カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー(再エネ)の開発量を増大する施策を着々と講じている。 前期は大幅赤…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【半導体産業】TSMC進出受け相次ぐ関連投資/半導体人材の「確保と育成」で産学官が動く
半導体受託生産(ファウンドリー)で世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県菊陽町への進出を受けて、半導体産業を中心とした動きが活発化している。昨年12月にはソニーグループが数千億円を投じて新工場を建設することを発表。さらにTSMCが第2工場も隣接地に建設する意向を表明し、正式決定が秒読み段階となっている。それに伴い、熊本大学などでは新学部を新設するなど、人材の確保や育成に九州の産学官が動き出した。…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【沖縄】国内客急回復も人手不足が深刻に/「那覇港港湾計画」改定で軍港返還に大きく前進
昨年秋からの行動制限緩和と全国旅行支援で、沖縄は一気に明るさを取り戻した。最大の要因は、基幹産業である観光が再生の途に就いたこと。インバウンドはピークだった2019年と比べて6割強だが、国内客数は同年並みに戻っている。他方、那覇軍港移設の前提となる那覇港港湾計画の改定、那覇都市圏における物流施設の相次ぐ建設など、新たな地域の活力創出につながる動きもあった。 人気の高さを反映して 国内客数は19年並みに …
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【再開発】福岡大名ガーデンシティついに開業/JR長崎駅ビルの「商業面積」は九州2番目
福岡市で進められている「天神ビッグバン」の中核と位置付けられていた大名小学校跡地に今年6月、外資系五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」が入る「福岡大名ガーデンシティ」が全館開業した。福岡市以外では、昨年9月に、西九州新幹線が開業したJR長崎駅に隣接するエリアで進められている再開発事業「アミュプラザ長崎新館」が11月10日に開業した。同施設の商業面積は博多駅に次いで九州で2番目となる。 規制緩和第2…