沖縄国際海洋博覧会50年周年記念事業企画展

 1975年7月20日から翌年1月18日まで183日間にわたって「海洋」をテーマに沖開催された沖縄国際海洋博覧会。50周年の節目を迎える今年、同博覧会から今日を振り返る企画展が県内2会場で開催される。開催期間は、首里城公園首里杜館が6月6日(金)〜9月28日(日)、海洋博公園海洋文化館が7月18日(金)〜12月21日(日)。
 開催の目的を県都市公園課の担当者は「当時を知る世代だけではなく、若者・観光客など当時を知らない多くの世代に対して、記念事業を通じて海洋博覧会の魅力を伝える。併せて、当時思い描いた未来に対して、海洋だけでなく建設業、伝統文化、観光業といった分野で、博覧会終了後から現在までどのような変化・変遷をたどり、そして今後、未来に向かってどう発展できるのかを考える機会を創出するため」と説明する。
 会場では、パネル展示や記録映像の放映、デジタルコンテンツの実施、当時の貴重なグッズや模型など、さまざまな展示をとおして海洋博の魅力が紹介される。問い合わせは沖縄県都市公園課098-866-2035。