本庁舎と地下鉄駅「緑化」へ
2025年07月03日
福岡市

福岡市は7月1日、市役所本庁舎と地下鉄駅の緑化事業の概要を発表した。本庁舎のイメージは「天神の森」。西側の玄関周辺や壁面に1万本超の樹木を植栽し、市民の憩いの空間を生み出す。市地下鉄では、天神、博多(空港線と七隈線)、福岡空港駅で緑化する。いずれも来年3月までに完成する予定。
市役所の緑化は、市の公募で中村緑地建設(同市)などのグループが優先交渉権者に決定。14階までのベランダや壁面にツタなど緑を施し、西側広場の屋根も花や緑で覆う。アクロス福岡や天神中央公園につながる「緑のライン」を創出する。総事業費は約3億4500万円。
地下鉄駅の優先交渉権者は大和リース福岡支社(同市)などのグループ。各駅の改札付近や乗り換え通路の壁面や柱をそれぞれのテーマに応じて植物やLEDライトなどで装飾。1日計20万人以上が利用する3駅の魅力を高める。総事業費は計2億9500万円。




