「熊本—上海」定期便就航へ
2025年05月08日
中国東方航空

中国東方航空(上海市)が、熊本空港と上海を結ぶ定期便の7月就航に向けて調整していることが分かった。運航に必要な当局の認可はまだおりていないが、すでに7月11日分からの航空券の予約をウェブサイトで受け付けている。実現すれば、熊本と中国本土を結ぶ初の路線となる。
運航は火曜と金曜の週2往復で、8月中旬までは水曜を加えた週3往復の予定。熊本空港の国際線は現在、台湾の台北と高雄、韓国のソウルと釜山、香港を結ぶ5路線。熊本県は今年3月に木村敬知事が中国東方航空の本社などを訪問し、定期便就航に向けたトップセールスを行なっていた。熊本空港を運営する熊本国際空港は2025〜29年度の中期事業計画で、現在5路線の国際線を8路線に増やす計画を掲げている。