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本誌記事 テーマリポート
2025年01月号
【半導体】半導体工場九州各地で本格稼働/産学官による「サイエンスパーク」整備との連携も
2021年11月に“国策”といえる半導体受託生産で世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出が表明されて以降、九州各地で半導体関連工場を中心とする大型投資が活発化した。TSMC第2工場の着工だけでなくソニーやローム、三菱電機など、25年は九州各地で半導体工場の稼働が本格化する。 TSMC第1工場本格化 投資額は驚異の約3兆円 いよいよ2024年末から25年にかけて、熊本県菊陽町に立地する半導体受託生産世界大手TSMC第1…
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本誌記事 テーマリポート
2025年01月号
【2025年問題】団塊世代の人口が後期高齢者に/求められる「生きがいと知財」生かした社会参加
1947年〜49年生まれの「団塊の世代」が75歳を迎え、国民の5人に1人が「後期高齢者」となり、社会保障や労働力、医療・介護の需要が増大する「2025年問題」。特に地方においては多方面に影響が見込まれ、人口減少を前提とした新たな社会、高齢世帯を支える仕組みづくりが急務となっている。 総人口の約3割が高齢者 介護人材の不足が深刻に 現在、総務省が2024年9月15日に公表した「統計からみた我が国の高齢者―『敬老の日』…
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本誌記事 テーマリポート
2025年01月号
【インタビュー】九州経済調査協会 縄田 真澄 理事長「2025年は景気は上向く。人手不足が課題に」
■現在の九州経済をどのように見ていますか。また2025年の九州経済をどのように展望されますか。 ─「景気ウォッチャー調査」「日銀短観」「内閣府景気動向指数」「鉱工業生産指数」など、景気を判断する重要指標を見ると、いずれも2024年に入って九州の数値は伸びが鈍化し、最近はほぼ横ばいの状況です。これらの指標から素直に判断すれば、現在の九州経済は足踏み状態にあります。ただし、日本の他地域と比較すれば、九州の数…
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本誌記事 テーマリポート
2025年01月号
【公共交通】自動運転バス実装新たな段階に/国交省は「ライドシェア」全面解禁に難色示す
地方の公共交通を取り巻く環境が厳しさを増す中、2025年以降に注目を集めそうなのが「自動運転バス」だ。九州・沖縄では、10地域以上が24年度に実証実験を実施、社会実装に向けて動き始めている。また、24年4月に始動した「日本版ライドシェア」は都市部や観光地を中心に広がっていくとみられる。 全国50カ所で社会実装へ 九州・沖縄各地で試走中 2024年12月、北九州空港とJR朽網駅(北九州市)間を往復する自動運転バスの…
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本誌記事 九州・沖縄を担うトップが語る「人」
2025年01月号
村山 理一 福岡工業大学 学長
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年12月号
食楽園「NHKが“ラーメン文化百科事典”を世界へ発信!」
NHKワールドJAPANが、昨年6月に放送開始した英語放送『Ramen Japan』の日本語版が、今年6月から総合テレビで放送されるようになった。その趣旨は「日本が世界に誇るソウルフード 日本全国には独自に進化を遂げた美味(うま)いご当地ラーメンがある」と前置きされ、こう続く。 「全国各地のご当地ラーメンを通して、その土地に暮らす人々や風土、食文化を掘り下げ、日本を再発見する旅です。ラーメン文化の百科事典のような…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2024年12月号
SPIRITS/ライトライト(宮崎市)齋藤 隆太 氏
自治体と連携オープンネームで事業承継を橋渡し ■地域の企業の事業承継を支援するライトライトを設立する以前にも会社設立に関わっていますね。 2007年に法政大学を卒業後、いったん就職したのですが、同僚とベンチャー企業を立ち上げようということになり、1年で退社しました。その後すぐに旗揚げしたのがクリエーター向けのクラウドソーシング会社・サーチフィールドです。アニメなどの制作会社とクリエーターをつなぐ会社…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年12月号
未来を拓くCross Border 2024(5)アステック入江
パソコンや携帯電話などの廃電子製品に使用されている金属資源を「都市鉱山」という。それを回収し、リサイクルして活用することは資源循環と共に、新たな価値を生み出す点で有益だ。そうした都市鉱山のリサイクルを展開しているのが、創業114年のアステック入江(北九州市)だ。独自技術で、電子ゴミの課題解決に挑んでいる。 都市鉱山リサイクルの独自技術を展開 アステック入江は日本製鉄の協力会社として製鋼や鋼管など…
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本誌記事 エリアリポート
2024年12月号
【大分】別府でウェルネスツーリズム始動/「ブルーラグーン構想撤回」で新たな整備構想を発表
大分県別府市が、2022年に温泉の枯渇を懸念する地元関係者の声を受けて、巨大露天風呂を整備する「ブルーラグーン構想」の撤回を表明してから2年が経過した。現在、市は「新湯治・ウェルネスツーリズム」を掲げ、温泉資源の有効活用を図ったウェルネス産業を市の新たな柱とするための取り組みを進め、別府のさらなる魅力創出を目指している。 新湯治で別府観光革新 研究ラボの設置を検討 温泉の湧出量で日本一を誇る大分県…
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本誌記事 エリアリポート
2024年12月号
【熊本】県内で日本版ライドシェア始まる/「交通空白地」を自治体やNPOが対応する取り組みも
「夜になるとタクシーがいなくなる」との声が強かった熊本市内のタクシー事情が少しは緩和されるかもしれない。市内のタクシー会社4社が、県内初となる「日本版ライドシェア」のサービスを11月からスタートした。県内では「AIデマンドタクシー」が試験運行を経て本格運行に移行、自治体が公共ライドシェアを実施するなど、交通空白地をタクシーで埋める取り組みが広がっている。 当初は市内4社で開始 若い運転手の獲得にも …