「華語教育センター」開設へ
2025年07月11日
熊本大
熊本大(熊本市)は7月9日、同大キャンパス内に「UAAT-KOOU華語教育センター」を15日に開設すると発表した。TSMC(台湾積体電路製造)の進出に伴い、熊本や九州に来る台湾人も増加。台湾の公用語として用いられる「華語」の教育拠点を設けることで、経済的、文化的交流を一段と加速させる。
同センターは、九州・沖縄地域の11国立大学で構成する「KOOU」(九州・沖縄オープンユニバーシティ)と台湾の大学群「UAAT」が昨年4月に締結した教育協力の覚書に基づき設立される。センターには台湾からの教員など4人が常駐。KOOU加盟大学での出張授業や、地域住民向けの華語レッスンなどの開講も予定しているという。
