長崎空港が5月1日に開港50周年迎える
2025年05月02日
長崎空港ビルディング

長崎空港ビルディング(長崎県大村市)は、長崎空港の2024年度の乗降旅客数が306万5040人(前年度比7・1%増)で、5年ぶりに300万人を超えた。乗降旅客数が300万人を超えたのは、19年以来5年ぶりで、「コロナ禍で落ち込んだ需要が着実に回復した1 年」(同社)としている。18年度には過去最多の326万9487人を記録したが、コロナ禍の20年度は80万人台に激減していた。
内訳は、国内線が302万3898人。羽田線の増便などで、前年度に比べて16万5520人増えた。国際線は4万1142人で、前年度の3850人から大幅増となった。中国東方航空の上海線が通年運航するとともに、昨年10月に大韓航空によるソウル線が運航再開したことが後押しした。
なお、同空港は1975年に世界初の海上空港として開港してから、今年5月1日で開港50周年の節目を迎えた。今後も年間を通して多彩なイベントを展開していく予定。