「宮崎の農産物」北海道に輸送

ソラシドエアの物流サービス「ソラチョク便」

 ソラシドエア(宮崎市)とエア・ドゥ(札幌市)は3月5日、宮崎県産の農産物を北海道まで輸送する取り組みを開始した。宮崎—羽田のソラシド便と羽田—新千歳のエア・ドゥ便をリレーし、同日から16日まで札幌三越(同市)の地下1階で開催される宮崎県産品のミニアンテナショップに商品を届けた。両社は2022年に経営統合しており、今後は両地域の特色ある農水産物の輸送を強化する。
 ソラシドエアは、不動産業などを手掛ける「いちご」(東京)と連携し、宮崎県産品の物流サービス「ソラチョク便」を展開している。今回、キャベツやトマト、きんかんなど約70キロを羽田空港に輸送。エア・ドゥが新千歳空港を経由して札幌三越に届けた。アンテナショップは宮崎県が主催。農産物のほか、鶏炭火焼きや冷や汁、宮崎名物チーズまんじゅう、高千穂ゆずこしょう(激辛)なども販売する。