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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈山口油屋福太郎〉「めんべいチップス」に新味 “ピザ”と“コーンポタージュ”
博多駅や福岡空港のお土産売り場に欠かせない「めんべい」は、辛子めんたいこ製造販売などの山口油屋福太郎(福岡市、田中洋之社長)が開発した辛子めんたいこ風味のせんべいだ。手軽に持ち運べ、日持ちするため、気軽に買い求めることができる。 新型コロナ禍では、観光商品の低迷で苦戦を強いられたが、同社はこれを機に“おうち重要”の開拓に挑戦。めんべいの味わいを「サクサク食感」にアレンジした「めんべいチップス」を…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
「ヒノ国熊本城」の売り上げを復興支援に一部寄付
熊本県は熊本地震からの創造的復興を後押しする形で「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」を展開している。 同プロジェクトは、2016年4月の熊本地震の際、地元出身の漫画家・尾田栄一郎氏が発信した、「必ず助けに行く」というメッセージから始まり、復興の原動力としていくため漫画『ONE PIECE』と県が連携したプロジェクトだ。 そのような中、今年4月、地元の老舗菓子メーカーの清正製菓(熊本市、小杉康之会長)が、同社の…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈明月堂〉「博多通りもん」の功績で“博多町人文化勲章”受章
博多土産の定番「博多通りもん」は今年3月で発売から30周年。博多発祥とされるまんじゅうに、生クリームやバターなど西洋菓子の素材を融合させる創意工夫でこれを生み出した明月堂(福岡市、秋丸真一郎社長)はこの節目に、栄えある表彰を受けた。博多町人文化連盟(西島雅幸理事長)が、「博多通りもんは、モンドセレクション23年連続金賞受賞などで世界に知れ渡り、博多への貢献は計り知れない」として「博多町人文化勲章」を…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈千鳥屋本家〉“シンプルでおいしい”菓子 永く愛される「千鳥饅頭」
「千鳥饅頭」は、白インゲンを材料にした白あんを、小麦粉と卵、砂糖をこね上げた皮で包み焼き上げ、仕上げに「千鳥」の焼き印を押す。考案者は千鳥屋本家(福岡県飯塚市)の原田実樹宜社長の祖父である原田正雄氏で、研究を重ねた末、「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という菅原道真公の故事から「千鳥饅頭」の名前をつけた。 1927年、千鳥饅頭の完成と同時に飯塚市で「千鳥屋」を開店、千鳥饅頭や丸ボ…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉別府市長 長野 恭紘 氏「温泉を核とした観光戦略で別府のブランディング強化図る」
源泉数・湧出量で日本一を誇る別府市は、コロナ禍で主産業である観光業が大きな打撃を受けた。しかし、水際対策の緩和やコロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行したことで、急速に観光客数の回復が進み、以前のにぎわいを取り戻してきている。こうした中、市は「人手不足の解消」「温泉の枯渇問題対策」「ブランディングの強化」の三つの課題を掲げ、解決に向けた取り組みを行っている。 一つ目の課題はコロナ禍以…
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本誌記事 特集・大分
2023年11月号
〈MESSAGE〉中津市長 奥塚 正典 氏「鍵を握る『中津日田道路』の整備。広域観光の促進強化を図る」
中津市は、市内を56キロにわたり貫流する山国川を中心に、上下流域を一体とした観光振興で誘客に取り組んでいる。下流域の中津城下町には、歴史風情あふれる町並みや、1万円札の肖像として親しまれている福澤諭吉の旧居がある。市では来年度の肖像交代を契機とした「不滅の福澤プロジュクト」を発足させ、その功績を広く伝える活動を進めている。 上流域には国名勝指定から今年100年目を迎えた耶馬渓、青の洞門、メイプル耶馬…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年11月号
トップの横顔/ペンシル・倉橋 美佳 社長
「空想イラスト」で素の自分を表現 今年4月6日から8日の3日間、福岡アジア美術館でクラハシミカ個展「楽器生物展2023」を開催しました。動物と楽器が一体になった“楽器生物”がいるとしたらどんな感じになるだろうとイメージを膨らませて描いた絵を、約40作品展示しました。40作品というのは、楽器生物が40体いるということです。なぜ40体かというと、オーケストラをイメージしたからです。オーケストラは、その編成にもよりま…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈もち吉〉甘さジュワッとクセになる ふんわり餅との相性抜群
2017年に発売され、すっかり定番商品となった「いなりあげもち」。油揚げのジュワッとした甘辛さとふんわりした餅の相性が抜群で、クセになるおいしさにハマるファンは多い。こだわりは、国内産100%の上質な餅米だけを使用した餅と、和風だしに秘伝の材料を加えた油揚げ。その独特な味わいと食感は創業以来、餅米にこだわり抜いてきたもち吉ならではといえる。 特徴は、自分で調理する必要があること。油揚げと切り餅が別々…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈如水庵〉筑紫もちのテレビ新CM 餅米の生産者が再び登場
看板商品「筑紫(つくし)もち」の新しいテレビCMを8月に放映した。登場するのは、筑紫もちの原料となる餅米を実際に生産する夫婦。1999年の筑紫もちのCMにも出演しており、今回はそのリメークとなる。24年たった今も餅米を作り続けていることが演出されている。耳に残る歌とともに、孫が新たに登場する。 筑紫もちの餅米は佐賀県産の「ヒヨク米」。こだわりの水で練り上げることで柔らかい餅が出来上がる。希少な大豆「タマ…
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本誌記事 特集・お菓子
2023年11月号
〈かさの家〉チョコレートショップとのコラボ商品が人気集める
学問の神様・菅原道真公を祀(まつ)る太宰府天満宮の参道で、飲食店や土産物店などを展開するかさの家(福岡県太宰府市)は、新たな取り組みに積極的だ。その一つが、福岡市の老舗・チョコレートショップとコラボした和洋折衷デザートの「紅梅」と「白梅」(各600円)だ。 甘さと焼き加減にこだわった特別な焼き餅に、ホイップクリームとロッシェ(チョコフレーク)、チョコレート、アーモンド、ピスタチオをトッピングした…