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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【伊万里港】新規開拓へ内貿コンテナにも注力
北部九州地区で存在感増す 東京や大阪でセミナー開催 伊万里港(佐賀県伊万里市)は、県北西部にある伊万里湾の湾奥部に位置し、1951年に国から重要港湾の認定を受けている。コンテナターミナルの岸壁は延長260メートル(水深13メートル)と190メートル(同9メートル)で、エプロン(貨物の積み降ろしのための仮置や車両の通行などを行う場所)は約9000平方メートル。造船、化学、食品加工、木材などの工業港として発展してお…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
高橋孝治の中国法表層深層(13)
中国で英雄の名を企業広告などに用いると… 中国では、英雄とされている名前が多くあります。そのような名前が企業の宣伝の名称や企業のサービス名に含まれていた場合、どうなるのでしょう。今回は、そのような問題に関する中国で実際に起こった裁判事例を見てみましょう。 【事例】インターネット企業A社は、自社会員に「雷鋒会員」という名称を付け、「雷鋒グループ」というインターネット上のプラットフォームを提供し、会…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
DATAでみる九州「社会課題解決」
8割超の企業が社会課題解決の事業を重視 金融業と製造業でソーシャルビジネス連携進む 昨今、SDGs(持続可能な開発目標)などの取り組みの広がりを受けて、地域資源や社会課題の解決の手法としてソーシャルビジネス(以下、SB)が認知されつつある。 九州経済調査協会は「九州経済調査月報」2024年4月号で九州地域(九州7県、沖縄県、山口県)における企業のSBの理解や活用などについてレポートしている。 九州地域に従業…
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本誌記事 目次
2024年06月号
2024年6月号
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本誌記事 エリアリポート
2024年06月号
【エリアフォーカスインタビュー沖縄/大海 龍祈 氏 (琉球アスティーダスポーツクラブ 執行役員)】卓球が持つ無限の可能性を沖縄から国内外に発信
「『スポーツ×◯◯』の発想を取り入れ 地域社会が抱える課題解決を目指す」 2018年にプロ卓球リーグを立ち上げ、Tリーグに参入した「琉球アスティーダ」(沖縄県中城村)。活動の拠点を沖縄に置いた根底には「弱い地域、弱いものに光を当て、スポーツの新たな価値を生み出す」という発想があった。卓球を起点にさまざまな活動を展開して地域活性化を図る事業は、多様な展開をみせている。 《卓球Tリーグ男子「琉球アスティーダ…
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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【那覇港】国際化が進む物流と人流をけん引
運営母体は「那覇港管理組合」 「国際物流プロジェクト」推進 島しょ県の沖縄は、物流の約99%を海上輸送が担っている。県内にある41港湾(重要港湾6、地方港湾35)の中で、那覇港は県全体で取り扱う公共貨物の3分の2が集まる物流の拠点という役割を持つ。他方、2019年には、クルーズ船の寄港回数が全国1位になるなど、人流の拠点としての重要性も増している。ちなみに那覇港には「那覇」「泊」「新港」「浦添」という四つのふ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
あの日あの頃/海邦ベンダー工業・登川将光 社長
社長を打診された四半世紀ぶりの再会 「将来、うちの会社を君に任せたい。来てもらえないだろうか」─。突然、掛かってきた電話で会いたいと言われ、久しぶりに再会した現相談役の神谷(弘隆、以下、相談役)は「アルコールが入る前に」と前置きした上でそう言って、私を真っすぐに見据えた。私の回答は「お引き受けしたいと考えています」。数時間前に電話を受けた時、呼び出された理由を直感した私は、気持ちがほぼ固まってい…
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次の一手
2024年06月号
2024年6月号<次の一手 第79局>詰将棋・詰碁答え合わせ
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年06月号
SCOPE【造船】重工系取り込み進化する大島造船所/設計・技術開発の供与に傾く重工系と連携深める専業メーカー
2021年に三菱重工業長崎造船所(長崎市)の香焼(こうやぎ)工場を買収した大島造船所(長崎県西海市)は現在、同社傘下後の香焼工場で初のばら積み貨物船を建造中で7月にも完成する。また、西海市の本社に隣接する市の造成地を取得、本社工場の拡張にも動く。重工系の技術開発力を取り込みながら、専業メーカーとして存在感を高めている。 歴代工場長は重工出身者も 専業メーカーがシェア独占 2021年に三菱重工業が主力工…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年06月号
プロジェクト【介護人材の育成】筑豊発介護業界の課題解決を目指す/他にまねできない「独自の研修カリキュラム」を提供
老人ホームなどの施設を利用する高齢者をサポートする介護職員は、2040年に約60万人が不足すると言われている。しかし、この慢性的な課題を解決する有効な手段は見当たらない。独自のカリキュラムで介護職員を育成し、こうした課題に対応しようという新たな試みが、福岡県の中央に位置する桂川町で始動した。 深刻さ増す慢性的人手不足 来年度は32万人との予想も 介護職には、入門的な位置付けとされる「介護職員初任者研修…