九州大相撲伝「長崎県大村市出身 玉ノ海梅吉(2)」

戦犯容疑逮捕や協会幹部との軋轢で廃業

 玉ノ海は実力大関、といわれながら最高位が関脇止まりだったのは、多忙を極める親方稼業との兼務だったことが指摘される。終戦の1945(昭和20)年十一月場所を最後に、現役を引退して親方に専任することになった…

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