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2023.5.26

路線バスで「次世代バイオ燃料」の実証運行/西日本鉄道など

西日本鉄道(福岡市、林田浩一社長)とバイオ燃料事業などを手掛けるユーグレナ(東京)は5月24日、植物由来の次世代バイオディーゼル燃料(BDF)を活用した路線バスの実証運行を6月から始めると発表した。福岡市博多区の大型商業施設「ららぽーと福岡」と福岡空港を結ぶ路線のバス1台に導入する。
 ユーグレナが使用済みの食用油などから生成したBDFを軽油に混ぜ、既存のディーゼルバスの燃料として使用する。燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量を通常の軽油に比べ約20%削減できるという。実証期間は11月末までで、ディーゼルエンジンへの影響や燃費、CO2の削減効果などを確かめる。実証運行にはスターフライヤー(北九州市)も参加し、航空用としても期待されるバイオ燃料の情報収集などを行う。

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