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2023.5.25

宮崎県延岡市の水田で「鳥型ロボット」実証実験/テムザック

ロボット開発のテムザック(京都市、川久保勇次社長)は5月16日、宮崎県延岡市の水田で、雑草の生育抑制と遠隔監視を行う鳥型ロボットの実証実験を開始したと発表した。高齢化や担い手不足、耕作放棄地増加に歯止めがかからない中、ドローンを使って水田に種もみを直まきし、水管理システムなどで省力化を進める。
 鳥型ロボ「雷鳥1号」=写真=は、足ひれで水をかき混ぜて雑草を抑制する。台数の増減で対応するため、水田の規模を問わず利用が可能。同社は延岡市と昨年12月に連携協定を締結。今年4月に農業ロボットの実践拠点「アグリ研究所」(同市)を開設し、省力化を追求した「WORKROID(ワークロイド)農業」を本格始動させる。

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