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2023.5.24

2024年3月期は40億円の「黒字」に転換へ/沖縄電力

沖縄電力(沖縄県浦添市、本永浩之社長)は5月22日、2024年3月期連結決算で、最終損益が40億円の黒字(前期は454億円の赤字)になる見込みだと発表した。経済産業省が19日に家庭向け電気料金の値上げを認可したためで、2年ぶりに黒字転換する。
 同社は、値上げ申請中だった4月の決算発表時に「合理的な算定が困難」として24年3月期の業績予想は未定としていた。売上高は前期比5.0%増の2347億円になる見通し。配当については、今後の利益水準の見通しなどを総合的に勘案するとして引き続き未定とした。同社は燃料費高騰を受け、23年3月期に1995年3月期の連結決算導入以来、初めての最終赤字に転落していた。

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