2023.9.15
九州の「景況判断指数」2期連続プラス/九州財務局など
九州財務局と福岡財務支局は9月13日、7〜9月期の法人企業景気予測調査の結果を発表した。全産業の景況判断指数は、北部九州(福岡、佐賀、長崎)がプラス2.8、南部九州(熊本、大分、宮崎、鹿児島)がプラス0.7で、ともに2期連続のプラスとなった。世界的な半導体需要の低下で製造業はマイナスだったが、人流の回復で非製造業がけん引した。
製造業は、北部が13.3ポイント悪化しマイナス11.4、南部も3.0ポイント悪化のマイナス6.7だった。非製造業は北部が0.4ポイント改善しプラス8.2、南部も2.0ポイント改善しプラス4.0となった。先行き(10〜12月期)については、全産業で北部がプラス6.1、南部がプラス13.5を見込んでいる。福岡財務支局は「管内経済は持ち直しているが、海外経済の下振れや物価上昇の影響を注視する必要がある」としている。
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