2007年9月号96ページに掲載
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特集 九州電力

九州電力の新副社長 蔵野 八郎氏


「お客さまの要望に応えながら省エネ推進」

 電力自由化が進む中、お客さま本部長として営業現場の最前線に立つ。
 これまで九電では、発電・送電・配電の各部門で効率化を推進すると同時に、顧客の多様化するニーズに適時応えるための環境づくり、人づくりを進めており、その成果が着実に実を結びつつある。「全社を挙げた取り組みで良質でかつ低廉な電力を安定的に供給、お客さまに喜んでいただいている。自由化対応の第一段階としては相応の成果を上げることができた」と話す。
 今後の課題は、営業畑を長く歩いてきた人らしく「いかにお客さまと長期的な関係を築いていくかにある」という。管内の電力需要は、おう盛な企業誘致を反映して、産業向け電力は年率6%前後の伸びを記録、家庭向けではオール電化を強力に推進、09年度末の目標を50万戸から60万戸に上方修正するなど上げ潮ムードにあるが、電力需要の急増はCO2排出にもつながる。「必要な電力を必要なだけお客さまに使っていただくような提案が、結果的にお客さまのコスト削減と、CO2削減という社会的要請の両方に応えることになる」と、顧客へのサービス徹底を図ると同時に、省エネ啓蒙にも本腰を入れる。
 趣味は、ゴルフと、夫人を連れ立っての温泉巡り。東京支社勤務時代は、25カ所余りの秘湯を巡った。「九州はこれから開拓する」。座右の銘は、自作の「喜有楽無(有るを喜び無きを楽しむ)」。熊本県出身、63歳。

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