2007年8月号98ページに掲載
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ストーンマーケット


中村泰二郎社長

ワールドブランドへの大いなる加速
アジア最大のベネチアン・マカオに出店


海外出店の基幹年
アジアからラスベガス、欧州へ 

 今年4月、スイスで行われた世界的な時計・宝飾品の見本市「バ−ゼルワ−ルド」に 出品した、ストーンマーケット(福岡市)の中村泰二郎社長。同社の高級ブランド「ブラック・レーベル」のお披露目のためだ。
 天然原石と天然石を使ったシルバーアクセサリー販売の全国展開で急成長する同社は、次なるステージとして、本格的な海外進出に着手している。その幕開けとなるのが、今年8月28日にマカオにオープンする「ベネチアン・マカオ」への出店だ。ベネチアン・マカオは、ラスベガス資本が1兆円を投じ、10万平方メートルの敷地に「ヒルトンホテル」や「インターコンチネンタルホテル」など7つの豪華ホテルリゾートを建設、カジノやイベント展示場、ショッピングモールなどの複合施設で構成されるアジア最大の高級リゾート施設だ。ここにショーケースに入った同社の「ブラック・レーベル」が、グッチやフランクミューラ−などの高級ブランドと軒を並べる。店舗面積は150平方メートル、初年度売り上げは2億5000万円を目指す。
 「いま世界中で和風文化がブームになっている」と話す中村社長のビジネスアイデアの源泉は海外視察。「元々、海外から輸入して国内で販売していた天然石だが、今度は和風テイストに加工して、海外で積極的に販売していく」と自信を見せる。キーワードとして「着物エレガント」を掲げ、今後は天然石と純和風素材とのコラボレーションを狙った商品開発を推し進めたいとしている。
本格的な世界進出の足掛かりとなるベネチアン・マカオ店 パース

 来年中にはラスベガス出店が具体化する見通しだし、ヨーロッパ進出もすでに視野に入っているようだ。天然石シルバーアクセサリーの福岡発世界ブランドの確立に向けて、その歩みに迷いはない。こうした「ワールドブランド化」を支える国内を中心とした販売は絶好調だ。今期はストーン・マーケット単体で売上高70億円、経常利益は15億円。グループ連結決算は売上高100億円、経常利益17億円にのぼる。

おみやげ店「きらら」オープン
故郷の町おこしに参加

 また、さる7月7日に白壁の町として有名な山口県柳井市におみやげ専門店「きらら」をオープンさせた。同市は中村社長の故郷。完全に廃れた地元観光産業の手助けが出来ればとの熱い思いが、店舗ディスプレイ用に世界最大の巨大なカテドラル水晶を持ち込ませた。白壁の続く美しい町並みと住民の素朴さが、天然石との調和を生み出す。今後は、全国の観光地におみやげ店鋪を拡大していきたい考え。さらに、福岡県前原市の高級リゾート施設建設計画も順調に進行中だ。

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