2007年8月号84ページに掲載
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メモリード


吉田茂視社長

3大「葬儀革命」で、全国を席巻
2012年に100施設体制へ


 事業自体の規模・実績、さらに品質で葬儀業界に圧倒的な存在感を示すのが、メモリードグループ(長崎県長与町)。長崎・佐賀・福岡・宮崎をはじめ九州一円から、東京・群馬・埼玉など関東圏までに63の斎場を持ち、「2012年をめどに100施設体制を整え、各地区ごとで5割のシェアを目指す」(吉田茂視社長)方向性にある。
 独自の互助会組織で会員数(2007年3月末現在で全国に95万口)を拡大し、グループ内で年間1万2000件の葬儀を施行。創業40年で培った経験と実学が、3つの「葬儀革命」に結実している。

誠心誠意に親身のご奉仕
終世忘れられない感動を

 (1)【サービス革命】通夜や告別式など、同社でサービスの前面に立つのは、「館長」と呼ばれる女性たち。厚生労働省認定1級葬祭ディレクターを中心に「まごころ」から哀しみを分かち合い、人生の最期を飾る、女性ならではの心配りが輝く。
 動揺と緊張にさいなまれて、不安定な精神状態を察知してのきめ細かい気遣いは、参列される方々に深い印象を刻み込む。
 (2)【料金革命】他事業者が追随できない、明朗で納得できる料金はグループの規模(斎場・会員・施行件数)に裏打ちされている。また、葬儀業界では、それまでの同業界の不透明な料金体系にいち早く透明性をもたせ、お客様の不安を解消した。
 (3)【施設革命】とりわけ洗練された斎場のクオリティーは、他社に比べて群を抜く。ヨーロピアンスタイルの外観はモダンな印象。柔らかでシックな色調の大理石で統一されたエントランスを抜けてロビーに進み、喫茶室からラウンジ、バーカウンター、さらに宿泊・入浴施設まで巡ると、ほとんどシティーホテルと変わらない。異なるのは、最大600〜800名まで収容できるようなセレモニー・ホールがしつらえてあること。現に、結婚式場と見間違えて視察にみえる向きまであるほどだ。

100万人圏域でハードを計画
ヒューマンリソースも充実中

あの大空を吹き渡る「千の風」を思いおこす、広々とした空間と質の高さ
 同グループの施設展開は「人口100万人単位のエリア」への進出が基本。九州を基軸に、流入ならびに定住動向が高い地区を抑えながら、「年間7施設」のペースで新設が進んでいる。各施設では家族葬から社葬、さらに、国家元首から地方行政トップまで、錚々(そうそう)たるVIPの葬儀を施行してきた。荘厳で神聖な雰囲気が、ある種の「感動」を呼ぶのは確か。
 地元に根差した「企業市民」として認識されると同時に、リクルート効果も際立つ。女子大生を中心として「館長」希望者が増えており、同グループが施設などハード面の拡充に拍車をかける一方で、人的資源(ソフト面)の確保も軌を一にしているところだ。

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