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熊本ファミリー銀行
「フェースtoフェース」での
リテール営業をより一層強化
中村 一利頭取
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今年4月からふくおかフィナンシャルグループ(FFG)として新たな第一歩を踏み出した熊本ファミリー銀行。今後は、FFGの広域展開の一翼を担っていくことになるが、中村一利・新頭取は「業務フローを見直しながら、行員1人ひとりの力を結集して、FFGのスローガンである『いちばん身近な・いちばん頼れる・いちばん先をゆく』銀行を目指していきたい」と話している。
業務態勢を見直し
行員の戦力を向上
今年4月から、 FFGの傘下で福岡・熊本両県における広域事業展開の一翼を担うことになった。FFGでは、福岡銀行をコアバンクとして、高度で良質な金融商品や各種サービスの提供を通じて、地域社会への貢献を図ると同時に、企業価値の持続的成長を目指していく方針である。当行としてはそうしたFFGという大きな枠組みの中で、これまで強みとしてきたフェースtoフェースでのリテール営業を一層強化し、また重点を置いた施策を展開していく。
そのために、これまでの営業態勢のあり方を見直し、行員1人ひとりの業務効率の最適化を図っている。例えばエリアごとに複数の業務を行っていた行員の業務を一定の基準で仕分けすることで、日常業務の効率化を図っている。
その上で、融資推進のためのプロジェクトチームを立ち上げた。行内から優秀な人材を集めて、既存の取引先へのソリューション提案、新規開拓、収益物件の資金需要の獲得などに当たっている。医療・福祉分野や不動産流動化など福岡銀行が蓄積している先端的なノウハウを移管する一方、住宅ローン専門担当者も設置した。プロジェクトチームは、目指すべき目標と果たすべき役割が明確であるため、行員のスキルが目に見えて高まっており、着実な成果を上げている。きちっとした方向感を示しながら、地域に密着した金融サービスの提供を図っていきたい。
新中計でコア業務純益
150億円を目指す
FFGの一員として新たな第一歩を踏み出すに当たって、「中期経営計画2007」をスタートした。福岡銀行と歩調を合わせながら営業戦略の融合と営業ネットワークによる顧客基盤の拡大、事務・システムの共通化による効率化の追求、リスク管理体制の高度化に取り組んでいく。
同計画には、具体的な目標数値としてコア業務純益150〜160億円の達成などを盛り込んだ。18年度見込みの約104億円と比較すれば、2年後の達成目標としては相当高い数字に見えるかもしれないが、当行はもともと収益力は高く、前述のように福銀との連携を強めながら、行内の業務効率を高めていけば、決して不可能な数字ではない。というより、さらなる上積みの糊代さえあると感じている。懸案だった不良債権処理については、前期に極めて保守的な基準に基づいて貸倒引当金を積み増し、後顧の憂いはなくなったと認識しており、その分、リテール営業に経営資源を投入することができる。熊本の潜在力は高く、今後は福岡・熊本双方の企業のビジネスマッチングなどの機会も増えてくるはずで、この部分でもグループとしての相乗効果が期待できる。
今後は、「地域になくてはならない銀行」を目指すべき銀行像として、攻めの経営・規律ある経営を行っていく方針である。
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