2007年4月号162ページに掲載
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地場ハウスメーカー2007

安成工務店

「ホンモノの『環境共生住宅』で“一番店”」


安成信次社長
  「自然志向の環境共生住宅で地球に優しく、健康・快適な省エネ生活を」
 と、こういったフレーズがあまりにも一般化しているから、安成工務店(山口県下関市)の取り組みがさらに際立つ。同社は1951年に創業。公共工事から民間事業に移行したが、もともと大工業と工務店が事業の始まりだったこともあり「ごく自然な成り行きで、『環境共生住宅』に行き着いた」(安成信次社長)。
 山口の防長杉や大分の津江杉を採用して、柱や梁(はり)が現しで見える室内を演出、珪藻土(けいそうど)塗りの壁に唐松無垢材の床を施すなど「地元で取れる自然素材を使い、本物の木の家」を研究・開発。
 ロハス運動に代表されるように、自然派住宅が支持を集め、多くのハウスメーカーが“同様”の家を標ぼうしているのは、冒述の通りだ。
 ここで同社が一線を画するのは(1)過去20年以上の実績に裏打ちされた(2)企画・デザイン力を基盤に(3)資源の地域循環を目指す企業姿勢。一言で言えば工業化住宅と対極にある「呼吸する木の家」が評価されている。
「デコスドライ工法」で断熱
 一見、プレハブメーカーのシェアは多いように見えて、実は27%弱でローコストビルダ−が15%程。地域工務店が60%を占めるものの、そのシェアは減少傾向だ。
 ここに、同社は地域工務店としてビジネスモデルを築きつつある。「環境共生」をテーマに、全国的な注目を集め始めた。現在、山口・福岡両県に6店舗を持ち、「エリア一番店」を目指して機能を強化。
住宅関連5社で安成工務店グループを形成するが、同工務店福岡支店とグループ内のオークス建設の合計売上高で50億円となり、福岡市内・住宅建設業界でも上位10社に入っている。

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