2007年3月号158ページに掲載
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特集 人材ビジネス

メディカルブレーン

「医師・患者の立場から高める『病院の品格』」


平田 二朗社長
 病院経営者と同じ視点に立ち、患者側の身になって医療・福祉・介護分野専門の頭脳集団(Medical Brain)としてのコンサルティングを進めるのが、メディカルブレーン(北九州市)。
 その最大の強みは「医療現場の実情を熟知した上で、『サービス業』としてのシステム変革ができること」(平田二朗社長)にある。
 都市圏と郊外部の病院の遍在。産婦人科・小児科をはじめとした医師と看護師の不足。そして医療費抑制など、病院を取り巻く課題は幅広く奥深い。特に経営陣が日々、直面するのが「効率的な病院運営と医療の品質・安全性の両立」。
 コストは削減する一方、クオリティーを向上させるという矛盾した“要求”だ。
 しかも医療業は「究極の知識・技能集約産業」であり人材格差が病院格差に直結する。そのため、コンサルの核心は「トップ以下、医療スタッフ全員の意識変革」にある。  俗に「病院の経営改善は、一般企業の2倍の時間と労力を要する」といわれるゆえんだ。同時に、病院も地域密着型の集客装置。英語名(Hospital)もHospitium(ラテン語で、温かいもてなしの意味)に由来する通り、主客(患者)本位のサービスが望まれている。これは、個々人が臨床の場ごとに取り組むのと平行して、「制度や風土」として組織に根付かなければ奏功しない。 病院の内側を知り尽くした、外部からのサポートが何より有益。
 医療機器の選定から、適材適所の人材紹介まで、「地域に必要とされ、社会に支持される病院」となるよう、支援していく領域は広がる。 合わせて、医療界の動向を探る「医療フォーラム」「病院法務セミナー」を開催、認知症の治療・介護先進国といわれるスウェーデンへの研修ツアーも行い、冒述の「集団」としての存在感を高めている。

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