2007年3月号78ページに掲載
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九州・沖縄ホテル特集2007

ホテルオークラ福岡

06年の年間稼働率約83%。
クオリティサービス日本一のホテルめざす


 国の産業活力再生特別措置法の認定期間が06年3月で終了、同年12月に中期経営計画をまとめたホテルオークラ福岡。「クオリティ・サービス日本一のホテル」をめざし、07年から本格的なスタートを切る。そのコンセプトは品質とサービスの向上。ハード、ソフトの両面を再整備し、利用客に最高の空間と安らぎを届ける。

 具体的には、ハード面では宴会場と客室全267室の改修に08年度から着手する。客室はこれまで以上に上質な新たな空間を提供、09年度の完成予定。また、結婚式場のチャペルは1月にリニューアルした。これだけでなく、ホテルオークラ福岡では近年注目されている神殿形式の結婚式も行っており、その結果05年度の結婚式456組から06年度は510組と、婚礼事業は好調を維持している。リニューアルしたチャペルとあわせて、今後も「さらに充実したサービスを提供する」方針だ。
 ソフト面では、働くひとりひとりの個性の尊重と業務プロセスの改善および改革に焦点を置く。その背景には「ホテルは従業員ありき」という同ホテルの考えがある。「従業員のレベルアップが顧客のロイヤリティ確保につながり、最終的に業績の向上に結びつく」という考えから、06年度に「サービス向上委員会」(仮称)を設置。オークラホテルアンドリゾート(OHR)が主催する海外のホテル研修に従業員を派遣するなど、接客やサービスの質を向上させるための取り組みを進めている。このことなどから従業員全体のモチベーションは非常に高く、顧客からも高い評価を得ている要因になっている。
1月にリニューアルオープンしたチャペル

 これらの取り組みは、ホテルオークラが創業以来守り続けているAccommodation(施設)、Cuisine(料理)、Service(サービス)のすべてで最高のものを提供することにつながっている。「Best A.C.S」と呼ばれるこの3点を追及していることが、ビジネスホテルや外資系のホテルなどが進出して競争が激化する中でも「06年の年間稼働率約83%」という驚異的な数字を誇る結果に結びつき、「ホテルオークラ」のブランド力を示すひとつの証明といえるだろう。
 「アジアのゲートウェイ・福岡にあるホテルとして、いつまでも福岡の顔であり続けたい」。ホテルオークラ福岡は福岡を代表するシティホテルとして、その存在感を際立たせる。

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